ふるさと名物応援宣言
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‐91‐ (5)北海道寿都町 【自治体の概況】 寿都町は北海道南西部、函館と小樽を結ぶ日本海側のほぼ中央に位置し、古くから漁業を中心として発展してきた町である。人口は3,093人(平成28年12月31日現在)、産業別就業者数は第1次産業174人(11.5%)、第2次産業411人(27.2%)、第3次産業926人(61.3%)となっている(「平成22年国勢調査」)。 【ふるさと名物応援宣言の概要(平成27年12月15日発表)】 寿都町には、寿都湾からもたらされる豊富な水産資源に加え、泉質が全国トップクラスの抗酸化能力を持つ寿都温泉ゆべつのゆもある。こうした恵まれた地域資源を後世に伝えていくため、ふるさと名物として応援していく。 【活用している地域産業資源】 〔農林水産物〕シラス/ホッケ/寿カキ 〔観光資源〕寿都温泉ゆべつのゆ ●地域産業資源の特徴と「ふるさと名物応援宣言」実施の経緯 地域産業資源として北海道に登録している資源は、いずれも寿都町を代表する資源である。ふるさと名物応援宣言(以下、「応援宣言」という。)でも、その4つの資源(シラス、ホッケ、寿カキ、寿都温泉ゆべつのゆ)を使用している。 シラスは、寿都町を代表する水産物で、100年以上の歴史を持つ特産物「生炊きしらす佃煮」の原料である。ホッケは、寿都で水揚げされる魚種の中でも最も多く7割を占め、寿都を代表する魚種といえる。定置網による漁獲量は全国1位である。寿カキは、栄養分豊富な雪解け水が寿都湾に流れ込んで、春に旬を迎えるカキである。北海道の日本海側で唯一のカキで、現在、商標登録の準備を進めているところである。公共温泉施設である寿都温泉ゆべつのゆは、2つの異なる泉質(硫黄・塩化)を持つ温泉である。全国でもトップクラスの抗酸化能力を持ち、温泉専門家から高い評価を受けている。平成26年には国(経済産業省)の補助を受けて、温泉の効能を検証した。その過程では、町内住民からモニターを募って、3か月間の湯治をしてもらい、科学的・医学的実証試験を行っている。 応援宣言に至った経緯は、元々寿都町から北海道経済産業局(以下、「北海道経産局」という。)へ出向していた職員『美食と体験と健康』 ~海の恵みと温泉を活用した観光プログラム~ ① 取組の経緯・概要

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