ふるさと名物応援宣言
93/148

‐90‐ て販路拡大に取り組んでいる。これは、市長のマニフェストに記載されていた取組である。消費地等にアンテナショップを設営するのではなく、奄美市にゆかりのある方を応援団に認定し、それぞれの活動の場を活用しながらアンテナショップのように情報発信・PRを進めていくという趣旨で始められた取組である。応援団は現在50数名が認定されており、奄美市出身者、奄美群島出身者、全国の奄美関係店舗・物産販売に携わる方、それぞれ3分の1ずつという構成になっている。 奄美市内の家政科の高校生が、県の補助を受けて大島紬の振興(ドレスのデザイン、ファッションショー)に取り組んだり、黒糖焼酎の商品開発(アイス・リキュール)に取り組んだこともある。 大島紬については、伝統工芸品産業振興協会(伝産協)の「児童・生徒に対する伝統的工芸品教育事業」において、泥染工程や着付けの体験を授業の一環で実施している。奄美市では、成人式には大島紬で出席するという慣習もあり、子どものころから大島紬に慣れ親しむ機会が、地元の住民の愛用の気運につながっている。 本場奄美大島紬協同組合(青年部)を中心に、海外のバイヤーとの商談の場に参加するなど、海外販路開拓の可能性を探っており、海外のニーズに対応した商品づくりに向けて、情報収集にあたっているところである。行政としては、応援宣言を通じて特産品づくりをサポートしていきたいが、特産品をつくるのは事業者なので、地元の事業者の意識・意欲を高めていくことが必要と考える。 大島紬の組合には生産者中心の組合と販売者(問屋)中心の組合があるが、産地の組合同士が一体となって、地域が一体となって特産物を盛り上げていきたい。 目下のところ、地元としては伝統的な技術を残していくこと、後継者を育成していくことが課題である。本土から大島紬に携わりたいと移住してきた方もいるが、何よりも特産品が売れて生活を維持していけることが前提となる。大島紬については、現在、産地再生計画の策定を進めており、今後のマイルストーンが設定される中で、応援宣言関連の取組について改めて話を詰めていく必要が出てくる。黒糖焼酎については、各メーカーの企業努力に合わせて、業界一体となった取組に期待しており、それに対して行政として可能な限りの支援をしていきたい。 ④ 教育・体験機会の創出等による担い手育成【次世代・担い手育成】 ⑤ 推進上の課題や今後の方針、要望など 〔問合せ窓口〕 奄美市商工観光部紬観光課 住所:奄美市名瀬港町13-1 電話:0997-52-1364

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 93

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です