ふるさと名物応援宣言
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‐86‐ う実験結果がでているので、今後応用していければと考えている。 栗まつりで津和野栗を食した方々に対して、焼き栗の味やプロモーション活動までも含めたアンケートを行い、反響をみている。観光農園でも来園者にアンケートを取っており、これらを積み重ねれば有用な情報になると考えている。 栗の生産に携わる農業従事者の高齢化が進んでいるため、若い方に取り組んでもらうためにも、「成功事例」が必要だと考えている。栗はそれほど手間暇をかけなくても、収穫できる作物である。取組の一環として、推進協議会では、栗生産者の氏名や年齢、栗園の写真や位置情報を入れたリストの作成や、引退後の栗園の扱いについての希望調査を行っている。現在、地域おこし協力隊も津和野町で活動しており、そういう方々に栗生産を引き継いでもらえたらと考えている。地域おこし協力隊は副業も許容されているため、空いている時間に栗の生産をしてもらい、収入が安定化すれば、結果的に定住につながるので、推進協議会でも取り組んでいくテーマである。 協議会形式の懸念として、実際の販売活動は、責任の所在等の点で協議会では弱いと考えている。将来的にはやはり会社組織を発生させて契約等の実務及び権利義務を整理しつつ利益を生み出すしくみを作ることが必要と考えるが、ではだれが、どこがその機能を担うのかという点で、具体的なところが見いだせない点が課題である。 小さい町なので行政が関わり過ぎてしまうということもあるが、本来は、地元事業者からの提案に対して、行政が制度紹介等のサポートをしていくのが望ましい。当面の間は協議会体制で推進母体の基礎を確立し、将来の会社に引き継げれば良いと考えている。成功事例が出てくると、事業者も取組に賛同してくると思う。 こうした事例の一つとして、町内の中心地区は重要伝統建造物の指定を受けており、文化庁の重要伝統的建造物群保存地区の補助金を使うと9割程度の補助が出る。この制度を活用したイタリアンの飲食店の古民家再生事例を見て、改装を決めた事例も複数ある。栗の再生においてもこうした連鎖的な派生を願っている。 ④ 教育・体験機会の創出等による担い手育成【次世代・担い手育成】 ⑤ 推進上の課題や今後の方針、要望など 〔問合せ窓口〕 津和野町商工観光課 住所:島根県鹿足郡津和野町後田口64-6 電話:0856-72-0652

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