ふるさと名物応援宣言
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‐83‐ (3)島根県津和野町 【自治体の概況】 山陰の小京都として知られる津和野町は、島根県の西の端に位置し、豊かな自然と伝統文化が今なお残り、年間約100万人の観光客が訪れる山間の美しい町である。人口は7,761人(平成28年12月31日現在)、産業別就業者数は第1次産業735人(17.7%)、第2次産業818人(19.7%)、第3次産業2,597人(62.6%)となっている(「平成22年国勢調査」)。 【ふるさと名物応援宣言の概要(平成27年12月3日発表)】 農・商・観光が連携して取り組む「つわの栗」の再生を強力に進めることにより、町民のすべてがその恩恵と豊かさを享受できる「つわの栗の里」の創出に取り組み、津和野に残る豊かな自然・歴史・文化を楽しみながら「つわの栗」を中心とした多彩な味覚を味わえる「つわの栗の里」を目指す。 【活用している地域産業資源】 〔農林水産物〕つわの栗 ●地域産業資源の特徴と「ふるさと名物応援宣言」実施の経緯 津和野栗の評価は高いが、具体的な特徴についてはやや漠然としている。他地域でも栗を地域資源として登録しているところもあるが、明確に定義されているのは高知県の四万十栗くらいである。四万十栗には、明確な基準(生産方法、重量・糖度等)がある。津和野栗でも、同様の基準が今後必要かつ重要になると考えている。 取り組みの経緯については、中国経済産業局(以下、「中国経産局」という。)から、ふるさと名物応援宣言(以下、「応援宣言」という。)の説明を受けたことに端を発している。その時期は、「津和野栗再生プロジェクト推進協議会」で「つわの栗」の再生に向けた議論をしていたところだったので、助成措置の活用等の利点もあり、タイミング良く応援宣言に取り組むことになった。これまで、津和野町のお土産といえば和菓子の「源氏巻」くらいだったが、一つのアイテムとして栗を活かしたいという地域の機運も高まっていた。 ●「ふるさと名物応援宣言」に関する取組、メリット、見通しなど 現在は、まだ初期段階であり、取組にあたっては県の6次産業化支援に関連付けている。歴史と文化が息づく「つわの栗の里」 ① 取組の経緯・概要

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