ふるさと名物応援宣言
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‐73‐ (1)千葉県市原市 【自治体の概況】 現在の市原市は、昭和38年5月、五井、市原、姉崎、市津、三和の5町が合併して誕生し、さらに昭和42年10月、南総町、加茂村が合併して今日の姿になった。昭和32年から臨海部は埋め立て造成が行われ、わが国有数の工業地帯を形成している。人口は279,093人(平成29年1月1日現在)、産業別就業者数は第1次産業2,229人(1.78%)、第2次産業34,730人(27.72%)、第3次産業77,566人(61.91%)となっている(「平成22年国勢調査」)。 明治45年3月、蘇我・姉ヶ崎間に鉄道が開通し、その後、大正14年3月に小湊鉄道の五井・里見間が、昭和3年5月には上総中野まで全通した。 【ふるさと名物応援宣言の概要(平成28年3月18日発表)】 市原市が有する多様な地域資源を結び、地域全体のブランド力向上に資する観光プランの開発・提供を応援する。同時に、地域事業者の創意工夫と連携により、小湊鉄道のブランド力と他の地域資源を活かした新たな市原土産となる商品の開発・提供を応援する。 【活用している地域産業資源】 〔観光資源〕小湊鉄道 ●地域産業資源の特徴と「ふるさと名物応援宣言」実施の経緯 小湊鉄道は地域生活に密着した公共交通機関であるとともに、春には菜の花や桜、秋には紅葉を鑑賞に訪れる観光客が多いため、自然な流れで観光資源として有効活用することになった。秋には、小湊鉄道と行政、地域関係者が連携して、共同で「花プロジェクト」として、沿線に菜の花の種をまくイベントを行っている。すでに小湊鉄道では、公共交通の側面だけでなく、観光面の基点となっていたこともあり、行政としては観光資源としてPRも行ってきた。なお、小湊鉄道の駅舎も含めた22施設が有形文化財登録としての指定を受けている。市原市の観光PRポイントは、「都心から気軽に来られる」、「里山の風景」であり、これを一つの柱にして、市としても地域との連携を基本に考えている。 このような中、小湊鉄道が里山トロッコ列車の運行を計画していたことに加え、市としても沿線交流人口の増加を目指すという命題もあったことから、「ふるさと名物応援宣言」(以下、「応援宣言」という。)に対する市の方向性は一致していた。市原市の観光PRポイントは、都心から気軽に来られる点や、里山の風景であり、これらを柱にして、① 取組の経緯・概要 小湊鉄道が結ぶ市原の魅力 【第1フェーズ】 プロジェクトチームの結成や問題意識の共有化など、主に体制づくりをしている段階

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