ふるさと名物応援宣言
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‐26‐ 例えば、長野県須坂市では、市が先導しながら、産官学が一体となった農商工観連携の推進母体として「産業活性化戦略会議」が設立され、地域産業の振興について積極的に議論・実行するためのプラットフォームを構築している。戦略会議は、様々な業種の地元企業や金融機関、民間人で構成され、各専門員会に分かれて農商工観の振興、環境エネルギー、健康づくりなどの分野における調査・研究を行い、全体会議で集約した後、戦略会議のメンバーが率先して事業化に取り組んでいる。 なお、戦略会議はその後、商工会議所やJA須高、観光協会などの団体、市民有識者も参画し、第2期産業活性化戦略会議として継続的に活動している。 図表3-1 須坂市産業活性化戦略会議の組織概要 出典)須坂市HP(http://www.city.suzaka.nagano.jp) また、民間の取組としては、別府温泉の「オンパクプロジェクトを通じた地域活性化」(NPOハットウ・オンパク/一般社団法人ジャパン・オンパク)の事例が挙げられる。オンパクプロジェクトは、NPO法人が事務局を担いながら、地域の多数の関係者(パートナー)が、自発的かつ継続的に多様なプログラムを開発・提供する、地域横断的なまちづくりプラットフォームである。事務局とパートナーとの役割を明確化し、さらに多数のパートナーと連携することで、継続的かつ安定的に訴求力のあるプログラムの提供につながっている。 同様に、東京・銀座の「銀座ミツバチプロジェクト」(NPO銀座ミツバチプロジェクト)は、銀座で働く多様な人々で組織する研究会の有志が、銀座とミツバチというユニークな組み合わせで活動し、ミツバチの飼育を通じて銀座の環境と生態系を学習するプロジェクトである。なお、採取したハチミツは、「銀座」ならではの老舗や職人の技を活かしな

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