ふるさと名物応援宣言
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‐139‐ 推進母体としては、「落語鰍沢実行委員会」(以下、「実行委員会」という。)が組織されている。同委員会は、町内4事業者や落語家の三三会、商工会、大学、行政等の多様な関係者からなり、中小機構も参加している。委員長は、地元商店街店主の会である「元気会」会長(商工会副会長)が務めている。実行委員会の基となる枠組みは既にできていたため、その枠組みを活かしつつ人を集めていった。 委員会運営の難しさとして、事業者側にはやりたいことが沢山あり、時には法制度も関係なく議論が進む場合がある。行政に求められる役割は法的側面からの助言である。 観光面では、身延線沿線観光振興協議会を中心に、JRと組んで、峡南地域の観光地化を進めている。この協議会にも町職員が参加している。 NHK系列の番組やラジオで複数回、落語「鰍沢」を活かした富士川町の取組が放送された反響もあり、県外から視察が入っている。 町でパンフレットを作る際に、パノラマVRのアプリ情報を入れるという案があったが、費用が高く実現できなかった。人を介在させずとも、その場にいけばアプリを通じて説明が流れる、というような仕組みを構築できればと考えたが、これは今後の検討課題である。 消費者ニーズの把握方法については、落語ツアー参加者にアンケートを行い、結果をその後の会議で共有し、ツアープログラムの検証に活用している。平成25年10月に実施したテストツアーと平成28年2月の第1回ツアーで、料金設定や宣伝方法等のアンケートを行い、ツアー内容の充実等に活かした。 ツアープログラムの企画は、町内の旅行業者である株式会社ツーリストジャパンが行っている。同社は、地域産業資源である「落語鰍沢の舞台」を活かして地域活性化に取り組んでいる4事業者のうちの一社である。県からは大手旅行会社の紹介もあったが、地域事情に明るい地元業者が入っているため必要はなかった。町としては、同社や富士川町観光物産協会と連携しつつ、経済効果の高い着地型観光に取り組んでおり、電車もしくはバス利用者を想定したプランを考えている。 落語ツアーへの参加定員は、バス1台の定員の40名としている。同ツアーでは、落語以外の町内観光スポットも巡っている。バスには落語家だけでなく、② 推進団体の設立等、多様な関係者との連携【面的取組】 ③ 地域内外へのプロモーション活動【販路開拓・販路拡大】 ④ 商品開発などへの地域外人材の巻き込み、活用【面的広がり(賛同者拡大)】 ▲落語ツアーちらし

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