ふるさと名物応援宣言
135/148

‐132‐ 市内の美濃焼に関するイベントは、主なもので春の「土岐美濃焼まつり」や「TOKI-陶器まつり」、秋の「美濃焼伝統工芸品まつり」などがあるが、なかでも規模の大きい土岐美濃焼まつりには数十万人の集客がある。こうしたイベントの運営には、行政も関与するが、あくまでも裏方として限定的なものにとどまっている。 また、市内には、2か所の道の駅(どんぶり会館、志野・織部)、ほかには美濃焼伝統産業会館があるため、観光できる施設は存在している。 大学との連携では、平成27年度に、市内窯元8社から成る「土岐美濃焼工芸会」が愛知大学と連携し、学生にアンケート調査やマーケティング分析、市内施設での展示会に取り組んでもらった。例えば、「食器とお酒」などをテーマにマーケティングを行った。愛知大学とは、市内の酒蔵との関係が既にあり、それを伝手として美濃焼の分野でも協力を得た。また、愛知大学とは産学官の提携を結んでいる。 若い世代に美濃焼を広めたいという点では、大学生の提案はとても大事だったという声が美濃焼工芸会から寄せられている。各地の展示会の来場者には、高齢者が多く、若い方は安価な商品を志向しているという実態はあるものの、若い世代にも美濃焼を購入してもらいたいという思いがある。 若手の作り手を育成するため「ミノヤキセンパイ」という若手陶芸作家集団を組織した。土岐市在住もしくは在勤者から、美濃焼の作り手を募集している。現在、5名の若者が活動している。その若手が作り出す茶器は、若者受けする現代的なデザインである。 また、土岐市美濃焼伝統産業会館では、「伝統工芸士の発掘事業」を行っており、市から助成も出している。作陶講座は、4日間に渡って伝統工芸士から陶芸を学ぶもので、募集を開始すると定員(50名)にすぐに達するなど、人気のある講座である。同様に道の駅「どんぶり会館」でも作陶体験ができる。また、陶磁器試験場では、小学校の社会見学の受け入れを行っており、施設見学だけでなく陶芸の歴史等も学べる場所になっている。 ⑥ 教育・体験機会の創出等による担い手育成【次世代・担い手育成】 ⑤ 商品開発などへの地域外人材の巻き込み、活用【面的広がり(賛同者拡大)】

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 135

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です