ふるさと名物応援宣言
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‐126‐ ●「ふるさと名物応援宣言」に関する取組、メリット、見通しなど 鶴岡シルク産業振興は、「鶴岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(平成27年)においても明記されており、応援宣言は方向性が一致している。 市としては、他の関連事業とも総合的に進めている取り組みであるため、応援宣言単独の具体的な目標は設定していない。市から鶴岡織物工業協同組合(以下、「織物工業協同組合」という。)に鶴岡織物振興事業として助成しているため、補助金に対する報告として鶴岡シルク株式会社の売上数値を確認している。鶴岡シルク㈱は、「kibiso(キビソ)」という絹製品ブランドを企画・製造・販売するために織物工業協同組合が設立した企業である。kibisoの展示販売を国内各地の百貨店等で継続的に行ってきたことで、知名度の向上を実感している。 鶴岡シルク㈱の事業が、地域産業資源活用事業計画に認定されたこと※が新聞に掲載され、その記事を読んだ事業者から、自社でも応援宣言の制度を活用できないかという問い合わせもあった。 ※「産地間連携による新たな鶴岡シルク製品の開発と販路拡大及びブランド化の取組み(地域産業資源活用事業計画)」鶴岡シルク株式会社 認定事業に対する国の支援は継続してもらいたいが、時期や規模により必要となるサポートは異なるため、それぞれのニーズとステージに沿って、継ぎ目がないようサポートをしていきたい。「鶴岡市中小企業ものづくり振興事業補助金」等の市の補助事業の活用を勧める場合もある(平成28年度の予算総額は、事業予算合計で500万円、1件当たりの上限は50万円で、今年度の採択は10件程度)。ほかの施策も紹介しつつ、応援宣言の事業計画の認定も検討するなど、事業者と相談しながら進めることが重要だと考えている。 応援宣言に特化した団体等はないが、キビソ・プロジェクトに関しては、鶴岡シルク㈱が推進役を担っている。同社は、織物工業協同組合から、自社ブランドを発信していくための企画・販売を担う会社として設立された。なお、織物工業協同組合は、絹織物に関わる4事業者で構成されている組織である。 鶴岡シルク㈱の販売戦略等については、事業者が主体となって進めていき、行政は補助金や人の紹介等の面でサポートしている。 キビソ・プロジェクトは、プロデューサーとして参加している岡田茂樹氏(元東京ファッションデザイナー協議会議長)から、製糸工場の片隅で放置されていたキビソ(蚕が最初に② 推進団体の設立等、多様な関係者との連携【面的取組】 ③ 消費者志向にマッチさせるためのプロ人材の参画【専門人材の活用】

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