ふるさと名物応援宣言
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‐125‐ (13)山形県鶴岡市 【自治体の概況】 鶴岡市は、山形県西部に位置し、南部は新潟県に接しており、山岳・平野・海岸部と多様な自然環境を有し、面積は1,311k㎡と東北一の広さを誇る。人口は130,108人(平成28年12月31日現在)、産業別就業者数は第1次産業6,566人(10.0%)、第2次産業19,645人(30.0%)、第3次産業39,298人(60.0%)となっている(「平成22年国勢調査」)。 【ふるさと名物応援宣言の概要(平成28年2月26日発表)】 鶴岡市のみならず、わが国にとって貴重な絹産業の歴史遺産を後世に保存・伝承するとともに、ものづくりや革新を紡ぐ新たな取り組みを支援し、地域の魅力を発信していく。 【活用している地域産業資源】 〔鉱工業品又は鉱工業品の生産に係る技術〕鶴岡シルク ●地域産業資源の特徴と「ふるさと名物応援宣言」実施の経緯 鶴岡シルクは、戊辰戦争後に庄内藩士達が刀を鍬にかえ、桑畑を開墾したことから始まる古い歴史がある。国内最北限のシルク産地であり、養蚕から製品化までの一貫工程が残存している唯一の地域でもある。これからも残していきたい貴重な文化・産業として、PRしていきたい。また、シルクを使った商品については、国産にこだわった安全・安心な品質、さらにプラスされたモダンなデザインも魅力として挙げられる。 鶴岡市の観光資源は豊富にあるため、それらを組み合わせて集客につなげていきたい。例えば、クラゲで有名な加茂水族館では、クラゲ柄のシルクのネクタイを土産品として販売している。食文化関連のレセプションなどでも、シルクのナプキンを使用している。また、繊維関連では、ベンチャー企業・Spiber株式会社の人工クモ糸や、木の皮から作る古代織「しな織」など、多様な織物が存在しており、鶴岡シルクを一つの核にして、他資源との相乗効果を高めていきたい。 鶴岡市では、「シルクタウン・プロジェクト」(平成21年~)において「鶴岡シルクタウン推進プラン」(平成24年~)を策定し、絹に関する文化・産業等の振興に取り組んできた経緯もあり、「ふるさと名物応援宣言」(以下、「応援宣言」という。)は、事業者支援ツールの一つとして活用できればと考えた。 伝統と革新を紡ぐ「鶴岡シルク」とシルクタウン・プロジェクト ① 取組の経緯・概要

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