ふるさと名物応援宣言
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‐113‐ (10)福島県白河市 【自治体の概況】 白河市は、那須連峰を望む福島県の南部中央に位置し、市の中心部から県都福島市まで約90km、東京都心までは約185kmの距離にある。人口は61,723人(平成29年1月1日現在)、産業別就業者数は第1次産業2,050人(6.9%)、第2次産業11,301人(38.1%)、第3次産業16,307人(55.0%)となっている(「平成22年国勢調査」)。 【ふるさと名物応援宣言の概要(平成28年2月9日発表)】 白河小峰城を核として、松平定信公ゆかりの地域資源に光をあて、歴史と文化の息づくまち白河を巡る観光ツアー、地域資源の特徴を活かしたコラボ商品開発を応援する。 【活用している地域産業資源】 〔鉱工業品又は鉱工業品の生産に係る技術〕日本酒/白河そば/白河だるま/白河石 〔観光資源〕白河小峰城 ●地域産業資源の特徴と「ふるさと名物応援宣言」実施の経緯 県南地域は季節もはっきりしており気候も穏やかで農業や畜産が盛んであり、米をはじめ野菜、果物、乳牛など、様々な産品が県の地域産業資源に指定されている。逆の捉え方をすれば、地域の特徴を表しにくい。ふるさと名物応援宣言(以下、「応援宣言」という。)で使用している地域資源は、白河小峰城、日本酒、白河そば、白河だるま、白河石である。従来から、歴史上有名な松平定信公ゆかりの地として、白河市では観光推進に努めてきた経緯がある。そういった点からも、想定される着地点は「観光」であろうと考えていた。様々な地域資源がある中で、中小企業の事業活動にフィードバックしやすい着地型観光の振興を目指し、小峰城を核とした観光ツーリズムを掲げた。さらに、定信公にゆかりのある産品を加えた方が、地域や業界の理解も得やすいと考え、日本酒や白河そばなどを加えた。 もともと担当者が東北経済産業局に出向していたこともあり、いち早く応援宣言の情報を入手することができた。応援宣言の実施の方針が決まってから、実際に宣言するまでの準備期間は半年程度であった。近隣自治体は農産物、白河市は商工業が強いという特徴がある。白河市は、平成17年に1市3村が合併して発足した市である。合併してからまだ10年程度ということもあり、合併前の「白河小峰城と城下町ツーリズム」 ~藩主松平定信の歴史と文化・産業(白河そば・日本酒等)を求めて~ ① 取組の経緯・概要

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