ふるさと名物応援宣言
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‐109‐ (9)群馬県桐生市 【自治体の概況】 桐生市は、古くから織物のまちとして発展を遂げ、江戸時代には「西の西陣、東の桐生」と謳われ、織物の一大産地として栄えてきた。近年は、自動車関連部品等の機械金属産業が基幹産業となっているが、今でも織物産業の繁栄を伝える街並みがいたるところに残っている。人口は115,440人(平成28年12月31日現在)、産業別就業者数は第1次産業1,423人(2.6%)、第2次産業20,367人(36.6%)、第3次産業33,789人(60.8%)となっている(「平成22年国勢調査」)。 【ふるさと名物応援宣言の概要(平成28年1月18日発表)】 ふるさと名物として、桐生の繊維関連製品の応援を宣言することで、繊維産業におけるブランド力の強化や、新製品開発等の取り組みについて、地域を挙げて応援していく。 【活用している地域産業資源】 〔鉱工業品又は鉱工業品の生産に係る技術〕 桐生織/東毛地域の織物製品・メリヤス製品・ニット製品・レース製品/群馬のシルク製品 ●地域産業資源の特徴と「ふるさと名物応援宣言」実施の経緯 桐生の織物には1,300年の歴史がある。市内事業所の約半数が織物関係であるため、産業集積が相当程度進んでおり、新商品を開発できる技術やアイデアを有している。また、紡績、刺繍、縫製までの全ての工程の事業所が揃っており、多種多様なニーズに応えられる。一方で、有名なヨーロッパブランドや国内デザイナーのOEM(受託製造)をしている企業は多いものの、最終的な製品の製造ではなく、洋服の生地を納めている企業が多いため、世間で認知されにくい部分もある。 「ふるさと名物応援宣言」(以下、「応援宣言」という。)を実施したきっかけは、関東経済産業局の制度説明会に参加し、市内の事業者をサポートできる制度ということを知り、取組をスタートさせた。応援宣言の内容案は、市がある程度作成した段階で、関係団体に説明を行った。 「桐生市新生総合計画」にもあるように、繊維産業は歴史ある地場産業のため、市としては、従来から継続して振興に取り組んできた。応援宣言は、従来から続けてきた繊維産業の振興政策の延長線上にあるという認識である。 桐生の繊維関連製品応援宣言 ① 取組の経緯・概要

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