ふるさと名物応援宣言
110/148

‐107‐ 平成28年度に実施した海外バイヤーとのマッチング事業は、日本貿易振興機構(JETRO)からの提案を受け、瀬戸市、瀬戸信用金庫の三者の連携により実施した。JETROは海外バイヤーを招聘、金融機関は海外取引に必要な情報提供やサポート、行政は海外バイヤーの意向をもとに地元事業者の募集を行った。事業者からも好評な事業であったが、行政単独では海外バイヤーを招聘する情報が不足していることや、事業者単独では海外取引に対応する知識が不足していることなどから、特に海外に対する販路開拓を行っていくためには、様々な機関の知的資源、物的資源及び人的資源を活用する必要がある。 市内には陶磁器関連課程のある高校のほか市が運営する専門的技術を学ぶ新世紀工芸館、瀬戸染付研修所など周辺地域を含めると、陶磁器関連産業の担い手を育成する機関が5つ設置されている。しかし、それらの機関で学び終えた人の市への定着率が低いという課題がある。現在、瀬戸市では「空き工房」をリスト化し若手作家に情報提供を行っているところであるが、今後は、創作の場の提供だけでなく、事業活動や交流ネットワークづくりなどを支援していくことで、本市への定着を促していく。 市内の小学校では、瀬戸焼の歴史を学ぶ授業や陶芸体験が行われており、陶都瀬戸躍進会議としても、商工会議所が「食と器のコラボレーション事業」を実施している。地元の窯元が講師を務め、小学生に皿づくりをしてもらうだけでなく、自分たちがつくった皿を使用してご当地グルメの瀬戸焼きそばを食べるという授業を行うことで、地域資源に対する誇りの醸成に取り組んでいる。 瀬戸焼ブランドを確立するためブランド戦略を策定し地域団体商標「瀬戸焼」を登録した。しかし、商標としての瀬戸焼は定義したものの、ブランドとしての瀬戸焼の定義や他産地と④ 地域内外へのプロモーション活動【販路開拓・販路拡大】 ⑤ 教育・体験機会の創出等による担い手育成【次世代・担い手育成】 ⑥ 推進上の課題や今後の方針、要望など ▲若手陶芸作家グループ「セトマッペン」

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 110

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です