ふるさと名物応援宣言
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‐102‐ でワークショップを重ね、地元の地域資源の見直し、洗い出しを行った。そして、最終的に竹田城跡、生野銀山、岩津ねぎの3つを活かしたプロジェクトを進めることになり、ふるさと名物応援宣言(以下、「応援宣言」という。)を実施するに至った。 ●「ふるさと名物応援宣言」に関する取組、メリット、見通しなど 応援宣言に限った話ではないが、朝来市経済成長戦略の中に目標数値を掲げており、新規創業件数や「メイド・イン・朝来」の新商品開発件数等を設定している。 応援宣言の2次的な効果として、応援宣言を発表したことによって、ASAGO大学メンバーのモチベーションが上がり、プロジェクトが早く進むようになったという印象がある。ASAGO大学のワーキング・プロジェクトである「宝刀・獅子王プロジェクト」では、SNSを活用した全国PR効果をねらい、クラウドファンディングを活用し、資金調達を試み、目標額を達成。実施に向けて取り組んでいる。 地域資源を活用した新ビジネスを創り出すための場として「ASAGO大学」を組織している。市内事業者・工場、道の駅、金融機関等の異業種のメンバーで構成される組織である。メンバーが各企業を訪問し、ASAGO大学の趣旨を説明して参加者を募っており、現在でも月1社のペースで参加事業者が増加している。 同大学を、将来的な産学官連携を図るためのプラットフォームとして位置付けており、大学内での事業者間の取引も認められている。「北近畿の元気圏ASAGO」は、ASAGO大学加盟企業の紹介冊子であるが、これはリクルート用ではなく、取引先を探したいという意図で制作したものである。行政としては、事業者同士のマッチングの後方支援を行う役割を担っている。 同大学での議論を踏まえ、実際にプロジェクトを進めている。ASAGO大学で議論しているテーマには、主なものとして、事業化を前提とした3つのプロジェクトがある。一つが着地型観光等の観光産業の開発を進める「観光チーム」、二つ目が、竹田城跡の地に新しい物語を作り、新しい観光客の呼び込みを図る「獅子王チーム」、三つ目が岩津ねぎの新商品開発を担う「岩津ねぎチーム」である。各プロジェクト分科会の議論は、本科でも必ず発表することとしており、参加者全員が情報共有できるようにしている。 同大学への参加は無料であり、やる気があって、イノベーションを起こしたい方であれば、誰でも参加できる。また、市外の方も参加できるため、今後、地域連携も模索していきたい。一地域だけでは、観光振興は難しいと考えており、プロモーション面でも地域連携を図る必要が出てくる。 また、そのほかの協議会として、「銀の馬車道ネットワーク協議会」がある。3市3町の6市町の事業者等が参加する協議会である。朝来市は、生野銀山を中心とした姫路までの「銀② 推進団体の設立等、多様な関係者との連携【面的取組】

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