ふるさと名物応援宣言
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‐98‐ 株式会社は、商品開発にあたって消費者(市民)の声を聞くために、ワークショップやニーズ調査を行っている。 行政としては、中小企業1社のためでなく、事業者が連携して行う産業クラスターのような形を想定した事業展開を求めている。かこっとん株式会社で開催される会議やワークショップには、行政担当者として参加している。また、多くの人がこのプロジェクトに参加できるよう、子育て中の親が、子どもを保育園に預けている短い時間であっても参加できるような仕組みも考えていきたい。先日、綿の収穫作業の一部を福祉施設に委託する農福連携事業に着手したところである。 平成26~27年度は、兵庫県緊急雇用就業機会創出等事業の「地域人づくり事業」に採択され、兵庫県から2年間で3千万円の交付を受けた補助金を財源に、市から靴下工業組合への事業委託という形で、新たな商品開発や販路開拓のための支援を行った。その中で、平成26年度には神戸市内、平成27年度には東京インターナショナル・ギフト・ショーへ出展した。 そのほか、志方東営農組合が地方創生事業として綿の収穫祭を催している(平成28年度は約2,000人参加)。なお、地方創生事業として観光協会の協力を得て実践した「ノルディックウォーキング(コットン・ツーリズム)」には、姫路市など加古川市外から15名の参加があった。コットンを生産している土地、集落の良いところ、魅力を見てもらいたいという目的で実施しているものである。参加者の中から、こういう場所で生活したい、遊びに行きたい、というような新しい人の流れをつくる事業として取り組んでいる。 加古川の綿花栽培を多くの方に知っていただくため、加古川産の綿を使ったリースづくり(ワークショップ)を市内の花屋に依頼して実施した。綿の栽培を行っている志方東営農組合が観光協会に委託して実施した事業である。講師は、知名度のあるフラワーデザイナーである。行政としては、市外の参加者を集めたいと考え、募集には「shufoo!」という広告アプリを活用してPRした。費用はかかるが新聞折り込み広告と比較すると相当節約できた。また、参加者にアンケートを取ったところ、shufoo!で情報を見たという方も多くいたので手応えを感じている。 市内の志方地区出身の講談師である旭堂南海氏に、加古川市の綿花の創作講談をしてもらった。市内を巡る見学ツアーと組み合わせて、まず市内の靴下工場と紡績工場をバスで見学し、昼食には加古川名物の「かつめし」を提供し、最後に講談を聞くというプログラムは好評を博した。同様に、国内の大学で唯一繊維学部がある信州大学の教授に、綿花栽培の基③ 地域内外へのプロモーション活動【販路開拓・販路拡大】 ④ 商品開発などへの地域外人材の巻き込み、活用【面的広がり(賛同者拡大)】

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