平成27年度海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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46株式会社エスペレ障害者福祉機能性野菜の販路展開会社概要 平成28年2月現在所在地 沖縄県名護市大東3-18-10代表者 濱畑 直哉 業 種 障害者福祉資本金 3百万円売上高 63百万円従業員数 14名URL http://esperer-inc.jp/海外展開検討国 台湾植物工場で生産する低カリウム野菜の販路展開を目指して~台湾への進出可能性調査~ 当社は、「障害を持ちながらがんばる人・不幸にして職を失った人・ニートの人を「不自由」という試練を与えられ、努力する権利を与えられた人たち、すなわち「チャレンジド」と捉え、「仕事を通じて夢や喜びとQOL(クオリティ オブ ライフ、生活の質)の向上を提供できる企業」を目指して事業を行っています。 具体的には、事業を通じてモチベーションとスキルの向上を図り、就労に繋げて行くことにより、障害者の労働人としての正当な価値評価につなげ、夢と喜びにあふれる人生を手助けすること等を企業のミッションとしています。 上記のようなミッションのもと、当社は県立秋田大学が有する技術を用いて、障害者によって、自社工場で低カリウム野菜の栽培に成功しました。 野菜に多く含まれるカリウムは、透析患者の腎臓の機能を低下させるので、患者の多くは、これまで茹でた野菜しか口に出来ませんでした。 私どもが生産している低カリウム野菜は、透析患者でもサラダとして生のまま食べられるため、彼らの生活の質を高められるだけでなく、生産する障害者の社会貢献にもつながっています。事業概要海外展開の動機と狙い(F/S前) 台湾は、沖縄にとって最も近い外国であり、地理的にも歴史的にも沖縄との繋がりが深い。 また、台湾は人口あたり世界一の透析患者を有するとされています。 当社が生産に取り組んでいる低カリウム野菜を台湾の透析患者の皆様に提供することができれば、透析患者の皆様の生活の質の向上に貢献出来るだけでなく、日々生産に取り組む障害者にとっても、国際的な社会貢献ができると考えて、低カリウム野菜の台湾へ展開の検討を進めることにしました。 しかし、当社には台湾にネットワークもなく、事業展開の可能性を調査しようにも、何からどのように進めて良いのか検討もつかない状況でした。 そんな中、中小機構が海外ビジネス戦略支援事業の公募を始め、中小企業が海外展開の可能性調査を支援すると聞き、早速沖縄事務所の滝沢シニアアドバイザーに相談し、応募したところ採択されることになりました。F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果台湾(台北市)企業の理念と事業ミッションを再確認し、海外展開計画を含めた経営戦略を策定。中小機構の国際化支援アドバイス事業等を活用するなどして出来る限り国内で情報を収集。中小機構の専門家のアドバイスを受けながら改めて海外展開計画を策定。現地調査により自社技術の優位性を確認。一方で海外展開を進める上での課題も見えた。訪問先企業から提携の打診あり。

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