平成27年度海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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42KIGURUMI.BIZ 株式会社製造業輸出会社概要 平成26年5月現在所在地 宮崎県宮崎市高千穂通1丁目3番22号代表者 加納 雄一 業 種 製造業資本金 2百万円売上高 200百万円従業員数 40名URL http://www.kigurumi.biz/海外展開検討国 イギリス 当社は、日本では既に一つの文化として確立している、ぬいぐるみを着たキャラクター(ゆるキャラ)用の着ぐるみを製作販売している会社であり、数多くの有名キャラクターの着ぐるみを製作しております。 日本の制作会社のなかではトップの地位を占めています。もともと映画、舞台等の造形美術の制作会社であり、その製作技術、品質、安全性、等に加えデザイン、美術の側面においても秀でた力量を誇っています。 一方で着ぐるみは特殊な製品であり販促活動が非常に難しい商材であるという面があり、国内でも今でこそ文化として受け入れられているとは言え、ビジネスとして確立できるまでには膨大な時間を要してきました。 当社は宮崎の小さな工場から出発した企業ですが、制作スタッフはすべて女性という「女性の活躍」を推進する企業としてのリーダーシップをとり地域へも貢献するという側面を持つ一方で、強力な情報発信力を持ち、自社キャラクターやくまモンなどの着ぐるみそのものの活動が現在の地位確立に大きく貢献してきました。事業概要海外展開の動機と狙い(F/S前) 着ぐるみは現在日本では周知の文化として需要もありますが、 将来の市場縮小に備え海外での市場開拓を行い安定的な需要開拓を目指したいと考えています。・着ぐるみは、デザイン、素材、制作技術、等に高度な品質、技術が要求され、過去日本に於いても中国や韓国の安価な製品との競合の時期を経て品質面や動きやすさの面、等が高い評価を得るに至っています。・付加価値を付けることで差別化を図りながらブランドを確立し、技術力やユーザーフレンドリーを基軸とし、完成度の高い商品でオンリーワンな商品およびサービスを目指します。・昨年フランスにおける見本市JAPAN EXPOにては予想以上に日本のキャラクターの認知度が高く将来の可能性が感じられました。とは言え、特殊な商品であり、着ぐるみ文化の定着していない海外(欧州)においてはまず需要の創造から始める必要があります。・英国ではキャラクターを自治体や企業のブランディングやPRに使用するという文化が浸透していないゆえ、日本での成功事例等も踏まえ理解を広めていく一方で、飲食業などキャラクターを使用し多くの人に知られている例もあり、着ぐるみ製作から提案し集客やブランディング、付加価値を付けることが可能であることを売り込んでいきます。・着ぐるみ文化そのものを輸出し周知を図るその手立てとしては、見本市、インターネット、パートナー候補の発掘を行いパフォーマンスを続け、人格、ストーリーを持たせたサブカルチャーとしての着ぐるみ文化を根付かせます。・又、海外への輸出のみならず、日本でのビジネス展開を考えている海外企業に向けて、日本でのキャラクター利用の必要性効果を発信していきたいと考えています。F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果経営課題克服に関し海外展開を一つの柱とする商品の特殊性が持つ課題より、・海外マーケットに対しては着ぐるみ文化の輸出から始める長期計画・日本に進出する企業に対しては着ぐるみの活用が必須であることのアプローチと、二通りの方策を並行して進めるイギリスにおける着ぐるみ文化、マーケット状況が把握できた情報収集の方策が確認できた展示会での感触が確認できたイギリスにおける着ぐるみの販売可能性調査~ゆるキャラ世界に発進、着ぐるみ文化の輸出~イギリス

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