平成27年度海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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F/Sの目的と実施内容及び成果等今後の見通し■F/Sの目的①木材粉砕機を使用して製造する木質ペレットや堆肥等に関する市場調査②アセアン地域への継続的な輸出に向けた販売パートナーの選定③将来的な製造拠点設立に向けた裾野産業の現地調査■現地アポイント等 今回、販売代理店候補、合弁パートナー候補、下請けと成り得る裾野産業候補会社、中小機構の現地アドバイザー3名から話を聞くこととなりました。訪問地はハノイとホーチミン3日間ずつ、ハノイ6社、ホーチミン6社を現地アドバイザーからの情報を参考に効率的に訪問しました。■F/Sの実施内容と成果 訪問各社は事前アポこそ取っていたもののそれこそ飛び込みに近い形での訪問でしたが、①現地ではどこの国のどんな木材粉砕機がどんな目的で使われているか②将来、現地製造拠点を持つことになる場合裾野産業の発展具合はどうなっているか③現地駐在員事務所設立、製造拠点設立等 進出の度合いに併せ法制度、労務環境等がどうなっているか等々を調査、聴取しました。 結果として判明したことは①日本の木材粉砕機市場とは全く違う市場があること。特に、バイオマス燃料用のペレット製造合板用木材粉砕機は今すぐにでも商売が成り立つほどの市場があったこと②部品産業は日本式対応が可能な会社も散見されたが、まだまだ未成熟と思われること③現在、市場に出回っている木材粉砕機はその殆どが中国製であるが、品質評価は決して高くなく、どういう形で東南アジア市場に入って行ったら良いかと云うイメージは出来た様に思います 今回の現地市場調査は日本で想像していたことに加え、全く違う市場が厳然として存在していること等驚きもありましたが、訪問結果を受け①ベトナムをはじめとする東南アジア市場で価格を含め受入れられる木材粉砕機がどんなものか改めて検証する。②当面のベトナム側リクエストにどこまで対応出来るか早急に社内で検討する。③ベトナムがTPPに参加していることもあり、TPP発効後どういったメリットを享受出来るか社内で検証、シュミレーションを行う。④裾野産業の実態が技術レベルも含めある程度判ったので、それら情報を基に現地生産の可能性も検証することとし、引き続き検討をして行きたいと考えます。福田 俊英九州本部(福岡) 海外販路開拓支援 シニアアドバイザー事前に訪問先を決定して現地調査をしたものの、木材粉砕機の市場がどこまで存在し、市場の可能性があるかは正直なところ不安もありました。ただ入念に訪問先等スケジュールを策定したこともあり、現地事情のかなりの部分が判ったことは大きな収穫になったと思います。人も揃い今回の市場調査結果を受け、海外展開の検討が順調に進むことを期待しています。九州担当専門家から一言在ホーチミンの部品製造工場/日本式5S運動を実施41

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