平成27年度海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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38富士スレート株式会社製造業販路開拓会社概要 平成28年2月現在所在地 徳島県徳島市佐古六番町11-8代表者 馬渕 克己 業 種 屋根瓦製造販売・施工資本金 50百万円売上高 2,766百万円従業員数 114名URL http://fujislate.com/海外展開検討国 インドネシアインドネシアにおける屋根瓦市場への参入可能性の調査~インドネシアの屋根をもっと軽く、強く、美しく~ 当社は、「エアルーフ」ブランドの高分子繊維強化セメント瓦を主力に、瓦の製造販売及び施工、瓦製造設備や屋根用部材等の販売を行なっている屋根材メーカーです。 「お客様に役立つ革新的な屋根を提供し続けて、ご満足を頂く」を顧客に向けたメッセージとし、製造・販売・施工を含めた、時代の要求に合う、屋根ソリューションを提供する事を経営ビジョンとしています。 「エアルーフ」は、原料としてセメント・骨材に、大手繊維メーカーの高分子繊維や大手塗料メーカーの特殊塗料を使用し、当社製の高性能製造設備で生産する、「防水性・耐衝撃性・耐久力」に富み、且つ、大幅な「軽量化」も実現した高品質・高性能瓦です。台風や地震に強く、施工もしやすく、日本の高分子繊維強化セメント瓦市場では、大手メーカーとシェアを2分しています。 当社は、本邦市場に於いて主力商品の「エアルーフ」の更なる販路拡大を目指すとともに、人口増加、GDPの増加が目覚ましいアジア市場の屋根瓦需要増を見込んで、市場開拓を目論んでいます。事業概要海外展開の動機と狙い(F/S前)インドネシアへの海外展開:  2006年に、当社はベトナム市場への高分子繊維強化セメント瓦の輸出を開始しました。 その後、2007年にはハノイ近郊ハイズオン省のセメント建材メーカーと技術提携契約を締結し、当社製生産設備で「エアルーフ」の現地生産を開始。2011年には、上記現地企業へ資本参加し、FUJI VIETNAMとして合弁会社を設立。当社の製品は、ハノイ国際展示場の屋根瓦にも採用される等、売上は順調に推移しています。 今回、少子化による人口減等の影響で屋根瓦の国内市場における需要の縮小が予想されるなか、当社はベトナムでの成功体験をもとに、次のターゲット市場の検討を開始しました。 ターゲット市場検討の際、成長が続くアジア、特にアセアン諸国の中でも人口が約2億6千万人と最も多いインドネシアに目を付けました。民間調査会社を通じ入手した情報によると、世帯可処分所得が35千米ドル以上である富裕層が、インドネシアにはベトナムの9倍近く存在することが判明しました。 そのため、インドネシアに於いても、高品質で相対的に高価格の「エアルーフ」の市場性があるのではないかと判断し、次のターゲット市場として、インドネシアへの海外展開の検討を開始しました。  インドネシアへの海外展開を検討している際、中小機構のF/S支援事業の募集を知り、インドネシアの屋根瓦市場参入の可能性について、詳細な資料調査・現地調査支援や英語版Web構築支援を期待し、本支援事業に応募しました。F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果屋根に特化した市場で、当社の生み出す商品とサービスを時代と市場の変化に適応させ、付加価値の高い物(サービス)を作り、お客様へ提供する「差別化集中型戦略」を方針とした販売展開を行なう国内の屋根瓦市場は頭打ち状態当社の保有する経営資源を最大限に活用し、今後も拡大が期待される海外の住宅建築市場への進出が欠かせない既に進出済みのベトナムでの成功体験を生かし、インドネシア市場への参入を図る現地F/S:インドネシアに於ける瓦市場規模の確認ができた一方、一般住宅用瓦の市場価格の低さが判明成果:訪問先数社から、当社の製品について好感触を得られたインドネシア(ジャカルタ)

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