平成27年度海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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F/Sの目的と実施内容及び成果等今後の見通し外国語Webサイト構築の目的と実施内容及び成果等■F/Sの目的 中小機構との打ち合わせを重ねる中で、今回のF/S調査の目的を以下のとおりとしました。①香港・マカオの経済状況とホテル業界の状況調査②各ラグジュアリーホテルのホテルリネンに対する考え方の調査と、担当者との関係構築■現地アポイント等 中小機構の公的な立場からのアプローチに加え、当社独自でラグジュアリーホテルに面談を申し入れ、現地の面談を設定しました。■F/Sの実施内容と成果①香港・マカオの経済状況、ホテル業界の状況調査 在香港日本国総領事館およびジェトロ香港を訪問し、香港の経済事情についてレクチャーを受けることができました。また日系の大手商社繊維部門を訪問し、香港の繊維産業についてレクチャーを受けました。さらに、香港日本人商工会議所を訪問し、香港で事業活動を行う日本人同士のネットワークを紹介してもうらことができました。偶然、調査期間中にマカオで日本人祭りがあることを教えてもらい訪問、そこで兵庫県香港事務所とも関係を構築することができました。②各ラグジュアリーホテルのホテルリネンに対する考え方の調査と、担当者との関係構築 多数のラグジュアリーホテルの購買担当者やハウスキーピング担当者と面談することができました。彼らに当社製品に触れていただきながら、当社製品の風合いと品質をどう感じるか、価格に対する考え方、求められる耐久性、デザインの方向性等について、多くの意見交換ができました。 特に、いくつかのラグジュアリーホテル本部オフィスへの訪問が実現し、新規開業予定ホテルの入札の参加を誘っていただいたり、商品サンプルの提出を依頼されるなどしました。 また、マカオではランドリー工場を視察することができ、洗濯方法を把握することができました。 直接、各ラグジュアリーホテルの担当者と意見交換できたことは、とても有意義でした。意見交換で得られた情報を元に、次回訪問時は、魅力的な商品提案をしていこうと考えています。 また、新規開業案件について、引き続きホテル担当者と連絡を取り合い、資材調達の入札が行われる際には、ぜひ参加したいと考えています。 当然のことながら、1回の面談では十分な関係が構築できないため、これから何度もホテル担当者を訪問し、確実に取引実現につなげていく所存です。 取引実現は簡単なことではないと思いますが、引き続き中小機構からアドバイスを受けて、ホテルに対して効果的な提案方法を模索していきたいと考えています。 また、契約段階では、英語で契約を締結するにあたり、どのようなことに注意すればよいのか等、その時々で中小機構に相談していこうと思います。 同時に、将来に備えて、当社の生産設備の増強を図りたいと考えており、これら設備を導入すると、より高品質な商品を効率的に生産することが可能になります。 商品開発においては、こだわり抜いた「価値づくり」を徹底し、価格競合に陥らない付加価値品を作り、それを武器に日本の最高級品としてブランドを確立し、香港・マカオだけでなく、近隣各国にも販路を広げていきたいと考えています。笹田 泰昭近畿本部 海外販路開拓支援 シニアアドバイザー本F/Sは、全世界のラグジュアリーホテルが対象でした。超一流外資系ホテルとのアポ取り。容易な事ではありませんでした。実施計画書策定に十分な時間をかけ、何度も服部社長と納得のいくまで議論を交わした結果がF/S調査の成果に繋がったものと確信しております。いや、大切な事を忘れていました。JAPAN BRANDへの熱い信頼、超広幅規格、最高級綿使用、最後に社長の情熱です。さあ、これからが本番です。近畿担当専門家から一言 海外展開の重要なステップとして、当社の認知度と存在感を海外において高めることを狙いとしました。 そのためにWebサイトを一から刷新し、当社は単なるメーカーではなく、「高級ホテルリネンのクリエーター集団」としてのブランディングや日本ならではの物づくりの付加価値を訴求していくことを重視しました。 今回のWeb制作では、実際にスタジオでセットを組み、高品質な写真を撮影しました。これにより、より高解像度の写真で商品の風合いを確認していただけると考えています。 また、ショッピングカート機能を付けることで、より小口の受注や個人客からの受注も可能になりました。33

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