平成27年度海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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28田原株式会社製造業販売拠点設立会社概要 平成28年3月現在所在地 大阪市東成区東小橋1-14-25代表者 代表取締役社長 新家 喜久男 業 種 製造業資本金 10百万円売上高 1,400百万円従業員数 44名URL http://www.taharakk.co.jp/海外展開検討国 ベトナムベトナムにおけるねじ類の販売可能性の調査~締結部品の安定供給インフラの整備~ 当社は、創業以来80年にわたる信用を基盤に、ねじ類における在庫品種の豊富さを強みとした販売と、自社プレス工場や、大阪東部地域の協力工場でのプレス加工部品の別注品や二次加工品の生産・加工・販売を行っています。 顧客の製品化のサポートのために、アイデア段階のスケッチや平面図を自社で3Dプリンタ造形による試作提案や画像寸法測定器による検査体制の強化により、単に部品だけを販売するのではなく、組み立てや完成品における品質保持で、より付加価値の高い製品の提案を行っています。 また、新素材CFRP(炭素繊維強化樹脂)の取り扱いや、新規事業で釣具部品も開始し、これらのニーズに対応できる体制を整えています。 当社は締結部品及び産業機構部品の調達・製造・供給に関して、決して安易な妥協は許さず、顧客にとってのベストサプライヤーになることを、今後も引き続き目指しています。事業概要海外展開の動機と狙い(F/S前) 当社は創業以来、日本国内での顧客向けにビジネスを展開していますが、国内での製品生産の落ち込みや、今後の更なる人口減少による需要低下の懸念から、はじめての海外展開を計画しました。 なかでも、今後人口が増加し、アジアでの生産基地となる可能性の高いベトナムへの進出を考えました。当社独自でも、業界団体の視察等によりベトナムを訪問し、現地でのヒアリングを行いました。その結果、ベトナムでのねじ類の調達に困っている現状を感じ、また当社の競合先もまだ少ないため、ベトナムでねじ類の流通インフラの整備事業を行うことを決めました。 ビジネスモデルとしては、日本と同様に工業用一般ねじ類の在庫を確保して、ベトナム国内での販売により、現地の需要に対応したいと考えています。しかしながら、海外展開自体が初めてであり、海外展開の進め方や現地のマーケット、リスク等の詳細な調査が必要となったため、今回の支援事業の活用に思い至りました。F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果創業80年にわたる信用ねじ類の在庫品種の豊富さと、自社および協力工場でのプレス加工部品の生産・加工・販売に強み国内需要の減少により、海外市場の取り込みを計画はじめての海外展開業界団体での視察訪問により需要を感じたベトナムを候補として選定日本と同様のビジネスモデルでのベトナム進出を検討ベトナムでのマーケットニーズの調査ビジネスプランのブラッシュアップ流通ライセンスの手続き確認海外営業方策の把握現地法人の設立ベトナム(ハノイ、ホーチミン)

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