平成27年度海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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26サンプラスチックス株式会社製造業製造拠点設立会社概要 平成28年2月現在所在地 京都府相楽郡精華町光台1-2-9代表者 桃井 秀幸 業 種 ディスポーザブル包装容器の開発及び製造資本金 52.5百万円売上高 202百万円従業員数 123名URL http://www.sunpla.co.jp/海外展開検討国 アメリカ米国におけるプラスチック容器製造の可能性調査~米国にプラスチック容器の革新を~ 当社は、プラスチック食品包装容器の製造・販売を行っております。例えば、今朝食べたヨーグルト、パンに塗ったマーガリン、冷蔵庫に買い置きしたプリンなど、ありとあらゆる食品にサンプラスチックスが作った容器が使われています。また、食品と同様に高い衛生性が求められる医療分野でも、試験管などの機器や検査カップにもご利用いただいています。 経営ビジョンとして、「プラスチックの新しい価値を提案し、ステークホルダーに幸福を供与する100年後も永続する企業を目指す。」を掲げており、『開発型企業』として、社員全員がクリエイティブに発想し、「人」と「環境」にやさしい製品を100年先まで作り続けていけるような企業でありたいと考えています。 生産環境としては、ISO9001:2008認証取得した国内トップクラスのクリーンルームを有し、衛生的生産環境を実現しています。さらに、産業用ロボットを駆使した最新鋭の自動化ラインを独自開発し、原料投入から製品出荷まで完全無人化を目指しており、生産性の向上、コスト低減だけでなく、ヒューマンエラーの撲滅と環境維持を実現し顧客に安心と安全を提供するべく邁進しております。 例えば、完全オートメーションラインで、ラベル装着済み容器を生産し、更に自動検査装置で、全数検査を確実に実施し、生産性とクリーン度維持を両立しております。更に、エアサンプラーによる浮遊菌、ペトリシートによる一般生菌、大腸菌、カビとパーティクルカウンターによるダスト量を測定し、場内環境の維持に尽力しております。事業概要海外展開の動機と狙い(F/S前) 独自の調査の結果、米国では、健康志向の高まりからヨーグルト等の乳製品の生産量が伸びており、今後も高い伸び率を維持することが予想されました。さらに、米国人の嗜好が多様化してきており、都心部を中心にファミリー向けの大容量容器が主流だったものが個食用小容量容器に主流がシフトしており、それに合わせて市場では、加飾性の高い容器が要求されるようになってきたことが分かりました。 当社では、独自開発したインモールドラベリングシステムによるハイサイクル、軽量品の生産に強みがあり、他社では不可能な極めて薄い薄膜フィルムでの成形が可能です。 さらに、生産現場の製造情報、品質情報、トレーサビリティ情報、安全情報をネットワークを活用して顧客と当社とで共有する当社独自技術「SMART FACTORY PACKAGE」の導入により、安心、安全な製品の供給が可能です。 このため、米国に当社工場を展開することができれば、極めて高品質なプラスチックカップ等を低コストで乳製品メーカーに提案することができると考えました。 とはいえ、当社にとっては、初めての海外展開となるため、立地場所の選定、設備調達ルート、乳製品メーカーの集積状況、海外営業のノウハウ、米国の税制、法規制、小売店の状況など、分からないことが多く、ビジネスモデルを描くには材料が足りませんでした。そのような中、中小機構がF/S支援事業の公募を行っていることを知り、応募することとしました。F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果『開発型企業』「人」と「環境」にやさしい製品を100年先まで作り続けていけるような企業高度な生産環境を有する独自開発したインモールドラベリングシステム、「SMART FACTORY PACKEGE」に強み米国における健康志向の高まりヨーグルト等の乳製品の生産量増大個食小容量容器が主流にシフト自社の強みを乳製品メーカーに提案設備調達の状況把握立地場所の選定顧客候補のベンダー要件確認、政府関係者とのネットワーク作り事業計画を立てるために必要なコストを把握米国小売店の状況把握アメリカカナダ

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