平成27年度海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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14有限会社ナラダテ製造業輸出販売会社概要 平成28年1月現在所在地 千葉県流山市駒木台225番地6代表者 楢舘 義光業 種 建機用アタッチメントのレンタル販売資本金 3百万円売上高 400百万円従業員数 15名URL http://naradate.jp/海外展開検討国 ミャンマーインフラ整備が進むミャンマー市場で中古建機の販路開拓を目指す 当社は1987年創業以来、建設機械に装着するアタッチメントの販売とレンタルを主な事業としています。創業時には多くの同業者があったが、その多くは撤退、清算をしていき関東地区では数少ない建機アタッチメントをレンタルする事業会社となっています。これも、コマツ、日立建機、キャタピラーなど大手の建機メーカーや古河、NPKなど大手のアタッチメントメーカーとの強い取引関係により、メーカーから依頼・発注された仕事、長い取引のある信頼性の高い建設企業からの仕事などを請け負ってきたおかげといえます。この取引関係を支えているのは、建機に対する修理技術の高い能力と建機本体に装着するアタッチメントとの接合部分における油圧の取り出し知識、ホース、チューブの供給にあります。 現在の従業員は古くは創業時からの人や中途入社の方々は高い技術能力を有しており、当社で長く定着をして働いてもらっています。これも当社の企業理念によるものと自負しています。 日本の建設業界は現状、東日本大震災の復興事業や減災を含めた公共事業で活況を呈しているが、この先の見通しは、国の財政逼迫による予算の緊縮や民間の建設需要の縮小などで需要の先細りを懸念しています。この市場の縮小への対応を今から進めていくこと、更には現在の従業員の高齢化も進み、この面での対応が必要になってきています。 これまで、積極的に海外市場に目を向けてきませんでしたが、日本市場の縮小と若い世代の技術者の養成の観点から、新興国市場に進出展開を図る時期にきていると考えています。事業概要海外展開の動機と狙い(F/S前)■海外展開に至る背景・経営戦略 自社の強みである、建機アタッチメント(ATT)への技術ノウハウと高い修理技術を活かし、日本の市場で培ったレンタルビジネスのノウハウを新興の海外市場に水平展開するとともに、現地の若手を日本で養成する過程で従業員の老齢化に歯止めをかけていきます。・経営課題 中期的に日本の市場を見ていくと市場の縮小が避けられません。現状では日本市場にのみ事業集中していることから、海外販路に着手することとしました。■海外展開の目的 現時点で日本市場への対応のみにとどまっていますが、将来を見据えた対応として海外市場への販路拡大またはその市場でのレンタル事業に参入し、事業規模の維持・拡大を図ることを目的としています。■海外事業の目標・1年後:代理店候補と取引開始し、建機アタッチメントと中古建機を輸出・3年後:現地パートナーと代理店契約を行い、レンタルの開始 ・5年後:現地パートナーとの合弁事業へ投資■海外戦略・ 建機ATTの用途を教え込み、販路を開拓。平行して建機本体の中古機を販売。・ その為にパートナーになり得る代理店を発掘して契約を締結。その修理技術者を日本で研修してレベルを高めて帰国させ、新たな修理技術者を来日させ、研修。・ 代理店と相互に理解が進んだ段階で建機レンタル合弁に着手。F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果自社の強みである建機アタッチメントの技術ノウハウと高い修理技術を活かす。レンタルビジネスのノウハウを新興の海外市場に水平展開するとともに、現地の若手を日本で養成する過程で、従業員の老齢化の歯止めをかける。ミャンマー市場での建機とアタッチメントの需要と動向を調査する。将来にわたってパートナーになり得る企業を発掘する。現地顧客の使い方・要領・仕様等をヒアリング調査する。中古品に関する輸入規制や関税を調査する。建機需要は今後インフラ投資やスクラップ&ビルド等の都市型建機の需要が増えてくる。アタッチメントより中古建機本体の需要があるのがわかった。レンタルビジネスは特定地域以外は未だ普及しておらず、時期尚早である。ミャンマー(ヤンゴン)

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