平成24年度F/S支援事業 事例集
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36有限会社 田中印刷所事業概要12F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果海外展開の動機と狙い(F/S前) 当社は、印刷業を主事業としていますが、折からの印刷不況により、業界全体が縮小していく中、新事業として始めた「バーチャルマネキン」「キュービックスクリーン」等での事業展開に軸足を移しつつあります。当社の「バーチャルマネキン」は、展示会や店頭プロモーション等で、ヒト型に切り抜いたアクリル板に専用フィルムを貼り、後ろから3DCGコンテンツ(コンパニオンや司会者の等身大の映像)を投影し、映し出された人物の動画会社概要平成25年2月現在所在地 滋賀県彦根市小泉町1042-1 代表者 田中 由一業 種 印刷業、3DCG映像コンテンツの企画・制作資本金 10百万円売上高148百万円従業員数10名  URLhttp://www.tanakaprint.co.jp/展開検討国・地域 タイ 当社の取引先である広告代理店やCG制作会社は国内に存在する企業がほとんどであるものの、なかなか新規の販路開拓が困難であったため、中小機構近畿の販路開拓コーディネート事業でテストマーケティング支援を受け、エンドユーザーである百貨店等との取引可能性を持つことができました。その後、中小企業総合展(東京・大阪)での出展により、海外企業(特にタイ)からも問い合わせが多く入るようになりました。そこで、当社の製品は国内に留まらず、成長著しい東南タイ及びASEANの小売・広告市場を狙い、タイでの新規販路開拓(実写や3DCG)がガイドをする近未来のディスプレイです。また「キュービックスクリーン」は、透明な成形物に投影用の加工を施した立体スクリーンです。バーチャルマネキン同様、後ろからプロジェクターで映像を投影することにより、立体物の凹凸を活かした、新感覚のデジタルサイネージです。 このような製品は、他になく、3DCGコンテンツによるデジタルサイネージ製品としては、当社がトップランナーとなってアジア(タイ)でも通用するのではないかという可能性を考えるようになりました。 このような状況下、支援いただいている近畿経済産業局からも、中小機構のF/S支援への応募を薦められ申請し、中小機構の専門家等とタイでの事業展開における、ターゲットの仮説設定やビジネスモデルの構築といった経営の観点から海外事業計画書の策定からブラッシュアップまでを行っていきました。 また、国内での準備期間の間に、中小機構の支援により、香港中小企業エキスいます。 当社のターゲットとしては、展示会や店舗での活用であり「足止め」してもらい、展示会ブース内や店舗内へ足を運んでもらうための効果的な販売促進ツールとして提案をしているところです。 また、この技術を活かし、新たな企画・製品を創造しているところです。ポにも出展したところ、香港・中国や東南アジア企業からの反響が、想定を上回るほどに非常に大きかったため、海外での事業展開の可能性を更に感じ、事業推進の確信に至りました。 当社は旧来の印刷業から3DCGコンテンツ企画・制作へと転換を進めているところであり、また10名程度の小規模企業で、人的資源にも限りがあるため、今回のF/S支援により、当社が考えている今後のビジネスモデルの検証を行う機会としたい、という狙いも持っていました。売上拡大を図るため、国内での販路開拓のみならず、海外市場での販路開拓を目指す海外市場では、新たなビジネスモデルを構築将来的には、タイでの拠点設立を視野に入れているビジネスモデルやターゲット設定等の経営面の観点から海外事業計画書を作成タイにおけるマーケットニーズの有無の確認ローカルの3DCG制作企業との取引の可能性・パートナーとなる可能性の調査3DCG制作企業・広告代理店・百貨店等、27社と接触。マーケットニーズの高さを確認パートナー企業となりうる3DCG企業や、新規販路開拓として継続交渉先となる広告代理店を発掘~印刷業から、プロデュース企業への脱皮~製造業タイ(バンコク)販路開拓

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