平成24年度F/S支援事業 事例集
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22株式会社 東洋発酵事業概要12F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果海外展開の動機と狙い(F/S前) 当社は1984年の創業以来、独自の発酵技術によって機能性食品素材を製造してきました。その開発は独創的であり、微生物の隠れた能力を引き出す技法を用いたものです。また開発のキーワードは「高機能」「高付加価値」であり、天然植物を原料として微生物の特異な能力により機能性素材を創造してきました。その成果として抗疲労素材(GMT)、消臭素材(GMT-SENSE)等多くの機能性素材を世に出してきました。さらにはこれら会社概要平成24年7月1日現在所在地 愛知県大府市吉川町1-39-1 代表者 木村 彰彦業 種 発酵製品等の製造販売資本金 90.81百万円売上高3,031百万円従業員数61名  URLhttp://www.toyohakko.com展開検討国・地域 アメリカ 現代は先進国のみならずOECD(経済協力開発機構)の開発援助委員会が作成する「援助受取国」リストの国においてさえ肥満が増えているという状況です。とりわけ先進国であるG7の肥満度は急速に進んでおります。BMI (body-mass index)30を指標として人口の割合を見てみると、米国が31%、イギリスが23%、カナダが14%、ドイツが13%、フランスが9%、イタリアが9%、日本が3%となっています。肥満が増えることの弊害としては医療費の増加が挙げられ、各国の財政を圧迫してきています。さらに、ジャンクフードや清涼飲料水の過剰摂取による子供の肥満も全世界新規内臓脂肪低減素材の海外市場の開拓及び生産コストの削減の素材を含む製品をお客様に提案するOEM事業を手掛け、現在まで2,000を越える製品を世に出してきております。 近年は理化学研究所との共同研究にて抗肥満素材であるユニフェスを開発し、上梓しました。さらに今まで見向きもされなかった微生物を用いての自然免疫賦活化素材も上梓しました。 このような微生物の限りない能力等の情報および発酵方法等取扱いノウハウの蓄積と近年の「発酵」による素材開で社会問題化してきており、その増加率は10年前に比べて3倍、肥満の低年齢化、子供の生活習慣病が社会問題化しています。 肥満対策としては食事療法と運動といわれていますが、これを遂行するのは大変なことです。一方、米国はダイエタリーサプリメントの先進国といわれ、サプリメントを日常的に利用する人が人口の約1/3以上を占めており、健康、特にダイエットに対する意識は非常に高いものとなっております。 肥満率およびサプリメント利用率から考えると、米国においては日本と比較して肥満改善に対する意識は格段に高いと考えられます。発の流れより、お客様の素材開発の一助となるべく発酵の受託開発事業を進めています。 現在はこれらの事業をさらに発展させ、お客様のシーズ、ニーズをキャッチし、東洋発酵の独自の発酵技術による素材開発を行い、それを用いてのボトルパウチ等による製品化、さらにはその製品を効率よく販売するマーケティングまで行うものづくり総合コンサルティング事業を進めています。肥満大国である米国市場開拓への足掛かりとして、米国での販売パートナーと販売流通網を築く。技術力のある製造パートナーと手を組み、大規模生産による製造方法を確立しコストダウンを図る。NDIとしてサプリメントの地位を確立し、大手ファストフードチェーンへの原料供給に移行する。1. 米国ダイエタリーサプリメントの市場 規模についての調査2. 原料供給メーカー及び発酵製造委託  メーカーの探索3. ユニフェスのNDI受理の可能性調査4. 米国市場参入における訴訟問題に対 するリスクと対策大手受託製造企業、原料ディストリビューター、弁護士など計12社とのミーティングを実施。その中でパートナー候補となる企業を何社かピックアップすることができた。ユニフェスのダイエタリーサプリメントとしての市場性は十分にある。NDIとして受理されるために必要なデータの収集を行う。製造業アメリカ(ロサンゼルス、ラスベガス)市場開拓 そこで、当社が開発した内臓脂肪低減素材であるユニフェスをまずは効果・効能を謳えるサプリメントの市場に投入します。ユニフェスとしての認知度が上がった後、一般食品、とりわけファストフードなど高カロリー高脂肪の食品へ添加し、肥満の改善に貢献する食品開発に寄与したいと考えております。 そのために、現在取得している安全性データおよび効果試験データが米国におけるNDI(新サプリメント成分)あるいはGRAS(一般に安全と認められる物質)受理に耐えうるか、さらにはユニフェスの効果データが認知されうるのかの検証を今回のF/Sで確認したいと考えました。下記4項目を確認事項とした海外展開計画の作成

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