平成24年度F/S支援事業 事例集
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14株式会社 東亜オイル興業所事業概要12F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果海外展開の動機と狙い(F/S前) 当社は、廃油リサイクル業として昭和25年3月に創業。以来、「産業廃棄物の完全リサイクル」を企業目標として、 燃料油、潤滑油の再生やコンクリート剥離剤製造等の事業を行って参りました。 近年では、更なるリサイクル推進とCO2排出削減を目指して、油性廃棄物から石炭代替燃料(再生固形燃料)を製造するBWF(バイオマス廃棄物燃料:Biomass Waste Fuel)プラントの本格稼働をはじめ、バイオ燃料など時代の会社概要平成25年2月現在所在地 千葉県八千代市上高野1728-5 代表者 碩 孝光業 種 環境マネジメント、リサイクル、環境商品販売、建築・土木商品販売、設備メンテサービス資本金 55百万円売上高2,163百万円(平成24年)従業員数93名  URLhttp://www.toaoil.com/company/company-outline.html展開検討国・地域 中国瀋陽市 当社は、国内での長年の実績を通して、新技術と新商品を開発してまいりました。しかしながら、長引く日本経済の停滞により、国内市場で入手できる廃油が減少傾向をたどる等、国内での事業環境に厳しさが増してきました。そこで、当社としては、環境改善の余地が大きい海外市場に打って出ることを重要課題と位置付け、中でも今後の期待が大きい中国での事業展開に着眼いたしました。 中国では都市部を中心としたモータリゼーションの進展が目覚ましく、廃エンジ中国大陸での廃油リサイクル事業を通じて同国の環境改善に寄与する~環境事業を日中の懸け橋に~ニーズに応えた次世代リサイクル燃料の研究・開発に取り組んでおります。 現在の当社における基幹事業は、以下の5つに分類できます。①環境マネジメント事業:油性廃棄物等の適正処理と再資源化、②リサイクル事業:燃料系タンク残油や廃エンジンオイルの再生重油への精製、代替燃料としての再生固形燃料の製造、③環境商品販売事業:LED照明機器の販売・施工工事とオイル漏れ対策商品の製造販売、④建築・土木商品販売事業:ンオイルの発生量も大幅に増加しています。これが、同国の環境を悪化させる一因ともなっており、今後は当局による規制が益々強化されると予想いたしました。 中国国内で一挙に大規模で事業を始めることはリスクが大きすぎると考え、遼寧省の瀋陽市でモデル事業の立ち上げの検討を開始しました。瀋陽市を選んだ理由は、①気候の関係上、自動車のエンジンオイルを年に2回定期的に交換する必要がある為、エンジンオイルが安定的に供給(排出)される事、②寒冷地であるオイル分析のノウハウを活かしたコンクリート剥離剤、防錆剤、コート剤、ノロとり剤など、建築・土木関連商品の製造・販売、⑤サービス事業:ガソリンスタンドの分離槽清掃、廃油・廃LLCの処理、工場・プラント設備の点検・改修・解体等など設備関連のトータルサービス これからも、これらの事業を通して、資源循環型社会構築に向けて一層の努力を続けて参ります。故に再生重油の使用量が多く見込まれる事、③油性廃棄物の処理の後進性もあり、地元政府の支援姿勢が強い事、等です。 とはいうものの、中国で発生する廃棄物の形状や組成は様々であり、日本と同じ条件で製造することはできません。更に、実際に発生する廃オイル量と当社で確保出来る量の確認も必要です。そこで、瀋陽市の日本人会事務局長に相談したところ、環境事業に理解を示す自動車販売会社をパートナー候補として紹介頂きました。深刻な環境問題を抱える中国に対して燃料のリサイクル事業を通じて解決に貢献日本の高い技術を生かして同国の省エネ社会をリード当該事業に関連する法制確認廃油排出量と回収ルートの確認 再生油の需要先と価格水準確認事業採算への落とし込み弊社計画に対する瀋陽市の官民あげての支援姿勢を確認同市では、廃油と再生油の種類が広範囲に渡ることが判明コンクリート剥離剤、その他化成品向け需要もあることが判明製造業中国(瀋陽市)生産子会社設立廃油サンプル単体BWF粒状BWF

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