平成24年度F/S支援事業 事例集
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12株式会社 白川製作所事業概要12F/S支援事業の流れ経営戦略海外展開計画策定資料・現地F/S及び成果海外展開の動機と狙い(F/S前)■脱湿装置の最古参メーカー 当社は、水電解槽・脱湿装置の製作を中心に事業を展開しています。昭和18年に電解槽から発生する水素ガスの脱湿装置を開発。昭和32年日本初の脱湿装置を実用化、業界の最古参メーカーとして現在に至っています。お客様のそれぞれのニーズや環境を踏まえ、設計から製造までの一貫した提案を行い、最適性能の脱湿装置を会社概要平成25年2月現在所在地 埼玉県戸田市中町2-21-19 代表者 白川 大地業 種 空気・ガス脱湿装置の製造販売資本金 64百万円売上高1,200百万円従業員数46名  URLhttp://www.dryer.co.jp/展開検討国・地域 ベトナム南部(ホーチミン)■アセアン諸国を見越した販路拡大 今までは日本国内を中心に販売してきました。しかし、日本市場は大幅な需要の伸びが期待できず、かつ海外に生産拠点を移す企業が増え、将来の需要見通しも減る傾向にあります。一方で、ベトナムをはじめアセアン諸国の成長はめまぐるしく、将来、当社が販路を拡大する上で重要な市場と考えています。これは、2015年の第一次アセアン統一により域内で関税が5%となることを踏まえ、アセアン地域での当社製品の輸出ハブ地をベトナムベトナムそしてアセアン諸国の空気・ガス脱湿装置(ドライヤー)の市場を狙い、ベトナム南部での製造拠点の設置の可能性を調査~アジア諸国市場での生産・販売へ~提供しています。小型機種から中型機種、大型機種さらに特注品機種まで、さまざまなラインナップを生産し販売できます。■業界トップクラスの技術力 日本のハイテク企業の需要に合致した高品質・高付加価値の脱湿装置の製造を得意としています。技術力は業界トップと外部から評価していただいております。納入後の完全なアフターサービス体制南部にしたいと考えています。■ベトナム現地での脱湿装置にかかる現状 ベトナムの日系工場に脱湿装置はあるものの、保守点検、修理などは日本から技術者が来て行っているのが現状です。それを踏まえ当社が納入した脱湿装置の保守点検・修理のみならず、他社メーカーより購入した脱湿装置のメンテナンス請負業務も行うことで収益拡大に努めたいと考えています。脱湿装置で付加価値を提供するメーカーとしての進出は初めては、定期点検、故障時の対応等に万全を期しております。日本の大企業で優良法人の多くが、当社と取引があります。■安定した電気供給 当社の脱湿装置は、停電で電気供給が止まっても装置の稼働を維持できる機能がついています。こうした機能は、電気供給の不安定な国々で、大きな需要があると考えております。 の試みです。■参入余地があると判断した理由 脱湿装置の動力源となるコンプレッサーは、日本メーカーをはじめ欧米メーカーもベトナムで既に生産開始しています。また、雨季の時期に湿度が高いベトナムで設備機械を使用する際は、脱湿装置は必要でとても需要が高くなります。  また最近は、ベトナム南部でIT機器精密部品の製造業社が多く進出し、脱湿装置の需要が増えています。 ドイツ製脱湿装置メーカー1社が大型日本市場からアセアン諸国市場に販路を拡大アセアン諸国での生産拠点をベトナム・ホーチミンに設置ベトナムでの生産機種を絞り込み確定他社脱湿装置のメンテナンス業務を検討三カ年投資計画を策定生産拠点の進出調査のため中小機構のF/S事業を利用する駐在員事務所を登録し調査を続ける顧客のニーズより製造機種および生産規模を確定販売体制の確立メンテナンス会社をするか調査検討進出する工業団地を決定生産機種の絞り込みができた販売体制で有望な現地代理店を見つけ候補先として交渉している土地勘ができたので工業団地の絞り込みを行う工業団地の立地により人材確保の対策をたてていく会社設立までの目途がつく製造業ベトナム(ホーチミン)製造拠点設立

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