guidebook_supportbook(創業)
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中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅡ 10 (注)創業希望者のタイプ分けは、これが絶対という訳ではありませんが、 参考にしてみて下さい。 ボランティア型タイプ片手間型タイプ<特徴>○「社会的に立場の弱い方の役に立ちたい」という思いで何かを始めたいと考えているタイプ<特徴>○専業主婦など、世帯主の稼ぎで生活はやっていけるので、「自分のやってみたいこと」をやってみたいタイプ<助言のポイント・助言例など>○とても素晴らしいことであり、ぜひその思いを実現してほしい。〇「ビジネスとして取り組むのか」「ボランティアに徹するのか」のどちらなのか、早いうちにスタンスを明確にしてもらう必要がある。〇社会的に立場の弱い方は往々にして金銭的には余裕がないため、その方々を対象としたビジネスは採算が取りにくい。〇社会的に立場の弱い方からお金を頂くこと自体に引け目を感じてしまう可能性がある。〇いわゆる「社会的起業」で事業を採算に乗せている方もいるが、それは通常のビジネス以上に大きな苦労と努力・工夫を重ねてこられた結果である。ビジネスとして取り組むのであれば、そういう覚悟を持ってもらう必要がある。〇行政に働きかけるなどして、補助金を活用するもの一つのやり方である。<助言のポイント・助言例など>○「自分の夢を実現する」という点で、とても恵まれた環境にあるといえるので、無理せず、身の丈にあった事業規模で、楽しみながら取り組んでもらえば良い。〇ただし、顧客からすれば、「片手間」かどうかは関係ない話であり、商品やサービス・接客などで片手間感を出してしまわないように注意する必要がある。勉強型タイプ依存心型タイプ<特徴>○いろいろな本を次々と読んだり、たくさんのセミナーを受講して知識は十分だが、行動に移していないタイプ<特徴>○自分で決断したり、責任を負うことができず、誰かの判断にゆだねるタイプ<助言のポイント・助言例など>〇本人は、「行動するのはもう少し知識を蓄えてから」と考えているのだが、本やセミナーで伝えていることは、「本質の部分がどれも似通っているか、せいぜい数パターン」であることを認識してもらう。〇引き続き勉強するのは良いが、少なくともそれと並行して、吸収した知識を実践で使う時期が来ていることを認識してもらう。〇実践で得られることは、机上の勉強で得られることよりはるかに大きい。実践しながら、本やセミナーで学べば、より深くその意味を理解できるようになる。<助言のポイント・助言例など>○今までの7つのタイプは、何らかの長所があるが、依存心型は、少なくとも創業に関してはプラスの点はない。〇創業するということは、誰かに相談するにしても、最終的には自分で決断し、その結果も全て自分で受け止めるべきものであり、誰かに依存している状況では、創業すべきではない。〇どうしても創業したいのであれば、全て自分で決断する覚悟を持つか、それが出来ないのであれば、誰かリーダーシップのある人と組んでその人に付き従っていくかのどちらかが必要なことを認識してもらう。

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