小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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3導入前の状況・口頭連絡、電話、帳簿での業務売上が停滞、社内連絡が悪い、顧客からのクレームが多い等、業務が効率化されていない状態 など。実現例例C.競争力強化ステージB.効率化ステージA.置き換えステージ適用例連絡に社内メールを使用、会計処理・給与計算・売上日報などにパソコン等を利用し始めた状態 など。社内規定整備、新規顧客獲得、商品/サービス再点検などを行い、顧客管理・商品・サービス別売上分析・在庫管理等にITを活用し、経営状況の正確・迅速な把握、ホームページを活用した情報発信などができる状態 など。専門家等のアドバイスなども採り入れ、マーケティング・販路拡大・新商品開発・ビジネスモデル構築等のためにデータベース・クラウド・統合されたシステム等をフル活用し、ITを経営の差別化に位置付けた状態。・ITを自社の売上向上等の競争力強化に積極的に活用・ITを活用して社内業務を効率化・紙や口頭でのやり取りをITに置き換え攻めのIT活用のねらい適用例適用例55-A5-B5-C66-A6-B6-C77①-A7①-B7①-C7②-A7②-B7②-C8(上記1~7実現のためにITを活用する)②新たなビジネスモデルの創出  等IT利活用(付加価値に繋がる活用)機能分化・連携価値や品質の見える化顧客満足度の向上・ビジネスマッチングシステム等に自社の強みを登録する。 等・他地域や海外、異業種の情報共有サイトの情報を社内で公開し、新たなビジネスモデル事例を共有する。・表計算ソフト等で顧客情報を入力して管理する。等・顧客DB等により顧客情報を共有して活用する。等【新たなビジネスプロセス、ビジネスモデルの実現】・他社と連携を図る等して、新たなビジネス・モデルを創造する。①ビジネスプロセスの変革等・同業他社や他地域、異業種との連携の可能性を検討するため、海外を含む共同組合や公共機関等の公開情報を専用サイト等から収集分析し、新たなビジネスモデルを企画する。・新たなビジネスモデル(バーチャルカンパニー、ECOシステム、組合新事業等)の創出のため、企業間の連携や共同化の各種ビジネスモデル・シミュレーション等を行い、流通改革の経済性・実現性を検証する。 等・ビジネスプロセスのネックを確実に捉えて改革するため、各種公開データを収集し、分析ツール等で流通経路、物流コスト、配送スピード、情報の流れ等の現状を把握できる仕組みを整備する。・改革を加えたプロセスの有効性を検証するため流通量やコスト、スピードに関する想定プロセスのシミュレーション等を行い、新ビジネス・プロセス(サプライチェーン等)を発案する。 等・標準化等により処理やデータを正規化し、全社一貫での業務可視化、適正配分を行う。   等・ワークフロー等を活用し部門内の業務を集約して処理を高速化する。   等・生産と消費が同時に行われる業態であるサービス産業においては、需要のピークに向けて商品を作り置きすることができないため、ITを用いて需給に応じた価格を設定し、需要の平準化と売上の最大化に取り組む。・飲食店等において、客席の状況をセンサーを用いて把握し、顧客への情報提供に活用する。(店頭やインターネット等での空席情報の表示 等)・(クレーム情報も含む)評価情報を収集し、データ分析システム等を活用して、定量的客観評価情報の提示により 商品/サービスの良さをPRする。・顧客を会員化し、会員管理システム等を活用して、既存商品/サービスに対するナマの声を把握分析し、改善や新開発に活かす。  等・二次元コードを活用し、製品やサービスに関する詳細な情報等を顧客に提供する。・受注の状況に応じた納期の目安をリアルタイムに提示する。  等・ディスプレイ等を活用し、顧客に対して製品やサービスに関する情報を提供する。・外部のWEBサービスへ掲載する。  等・顧客へのサービスを向上させるために、顧客情報管理分析システム(CRM)等を導入、活用する。(B2C系)・購買プロセス上の問題を知り有効な打ち手を導くため、販売時点情報管理システム(POS)やスマホ対応顧客カード等を導入し、勘定系システムのデータと突き合わせながら、購買行動データを蓄積して専用ツール等で分析し、個々の消費者に最適なメッセージやサービス券等を発行する等、再来店を促進する。・Eメール等で各顧客に応じたリコメンデーションができるように、顧客データ分析システム等により、結果を活用する。(B2B系)・全社の計数等の現状を踏まえ顧客に現場で情報提供できるように、SaaS等の活用により、顧客要望への即時対応を実現する。・新たな商品開発や契約成立プロセスの確立のために、CRM等を利用して、購買や契約成立に至らなかったケースの理由や背景の情報を蓄積し解析する。・取引情報を可視化できるように、受発注システムのWEB化等により、関係者で情報を共有する。   等・同業者組合、異業種交流会等での情報交換 等・各自の業務の見直し  等【価値や品質の見える化】・顧客に対し事前にサービス・商品の情報を提供することにより、顧客の選択を促す。品質の数値化、リアルタイムでの在庫情報の提供・看板によるPR  等【顧客満足・リピート率の拡大】・顧客満足度を上げ、来店や受注等のリピート率を向上させる。顧客情報の把握と活用  等・顧客台帳による管理  等70 中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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