小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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3.支援者の役割 本ガイドブックは、⼩規模事業者がITを適切に導⼊・利活⽤することで経営課題の解決に繋げることができるよう⽀援者として、ITの専⾨家・システム開発事業者・サービス提供事業者またはHP作成事業者などと協働して⽀援ができるようになることを⽬的としています。 ところで、⽇頃受け付けている相談では、直接『IT導⼊・利活⽤』に関するものはあまり多くないのではないでしょうか。 むしろ、直接的な「資⾦繰り」や「販路開拓」、「コスト削減」、「⼈材確保」などが⽐較的多い相談のように思われます。 しかし、このような相談であっても、その課題の解決策として『IT導⼊・利活⽤』が有効な⼿段となるケースが多く⾒受けられます。 また、下図は、⼩規模事業者が各経営課題に対して解決策としてIT活⽤が必要と考えている割合と実際に導⼊した割合を表したグラフです。ここからは⼩規模事業者⾃⾝も様々な経営課題の解決にITの利活⽤が必要であると感じていることがわかります。 グラフの緑部分(左側の棒)は、「経営課題の解決に対してITの活⽤が必要と考えている事業者の割合」です。そして、⾚部分(右側の棒)は、その「経営課題の解決に対して実際にITの導⼊を⾏った事業者の割合」です。 経営課題の解決にITの利活⽤が必要と考えていても、実際に導⼊しているのはまだ少ないようです。 ⽀援者としては、「⼩規模事業者の『IT利活⽤の有効性は感じているけれど、実践できない』というギャップ(緑部分の割合と⾚部分の割合の差)を埋めて、積極的にIT利活⽤を進めていくことで、経営課題を克服して、⼤きく業績を伸ばしていく」⽀援を⾏う必要があります。 また、同時に、事業者の⽅々にIT利活⽤の有効性を認識していただき、「経営課題の解決に対してITの活⽤が必要と考えている事業者の割合」(緑部分の割合)を伸ばしていくための⽅策も必要です。これらについては、第Ⅴ章に詳しく記載しています。 IT・Web導入・利活用のご相談少ない経営課題の解決に関するご相談多いIT活⽤により解決できる課題も多い小規模事業者において、各経営課題に対して、解決するためにITの活用が必要と考えている企業の割合と、ITを導入した企業の割合中小企業庁委託「ITの活用に関するアンケート調査」(2012年11月、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))より(注) 1. 各項目によって回答企業数(回答比率算出時の母数)は異なる。2. 項目の順序は、重視する経営課題に準じている。1小規模事業者において、各経営課題に対して、解決するためにITの活用が必要と考えている企業の割合と、ITを導入した企業の割合中小企業庁委託「ITの活用に関するアンケート調査」(2012年11月、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))より(注) 1. 各項目によって回答企業数(回答比率算出時の母数)は異なる。2. 項目の順序は、重視する経営課題に準じている。13中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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