小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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3.IT利活用に向けた「導入を進めたい」方へのアプローチ(専門家派遣・補助金活用) この段階では、事業者の⽅に安⼼してIT導⼊(情報システム調達やHP・ネットショップ開設など)に挑んでいただけるように、様々な専⾨家やシステム開発事業者・サービス提供事業者またはHP制作業者などの⽅々と連携して事業者⽀援を⾏います。 その際に、ミラサポを含めた専⾨家派遣事業やIT導⼊・利活⽤に関する補助⾦・助成⾦などの公的な事業スキームを活⽤して、事業者の負担を軽減するサポートも重要です。 4.「ITをもっと積極的に活用していきたい」方へのアプローチ(フォローアップ) ITは導⼊して終わりではありません。 定期的な訪問や声かけなどを通じて、導⼊により当初の⽬的を達成することができたかどうか、現状はどの様な段階まで進んでいるのか、何が必要なのか、より有効に活⽤できることはないのかなど、常に状況を把握しつつ、適切なタイミングで適切な助⾔を発信し続けることが重要です。これにより事業者との信頼関係も深まり、IT利活⽤だけに限らず、あらゆる場⾯で本当の意味での伴⾛⽀援を実現することができます。 そのためにも、事業者の考え・思いを深く理解して、事業計画(IT利活⽤に関する計画を含む)を検討・策定する段階から同じ⽬線を持って歩むことを期待します。 (参考)⽇本商⼯会議所のIT化を進める伴⾛⽀援の取組み⽇本商⼯会議所では、事業者のIT化を進める伴⾛⽀援のステップを以下のように定めています。 ○事業者の意識・意欲を引き上げ、経営課題を顕在化させることが必要。○支援機関・専門家等と連携し、セミナー等による情報発信、専門家派遣等、経営課題の解決策となる施策が必要。【創業支援】・創業スクール等での説明・クラウド会計利用等に関する講義の設定【③個別支援】経営相談、専門家(ITコーディネーター等)の派遣【②合同(集団)支援】ITに関する講習会、セミナー等の開催(HP作成、SNS活用、インターネットショップ出店等)【①情報発信、呼びかけ】巡回指導、チラシ、冊子・事例集の作成・配布経営課題に応じた伴走支援(ステップアップ)の実施IT化を進める支援シーン例【事業計画策定支援】・計画書策定の際のIT導入支援・もの補助、持続化補助金、軽減税率対策補助金を活用したIT導入支援【商工会議所によるIT支援事例】◆ITリテラシー向上に向けた「情報発信、専門家派遣や事例集の発行」<東京>◆業務効率化、生産性向上に向けた「クラウド会計の導入支援」<松浦・長崎県>◆ITを活用した「販路開拓・拡大支援」<横須賀・神奈川県、宇治・京都府>◆「ITコンシェルジュ」、「クラウドファンディング」による資金調達・事業計画策定支援<豊中・大阪府>◆受発注業務の効率化に向けた「中小企業共通EDIの普及」<豊田・愛知県>【その他】・ITリテラシー向上支援セミナー・パソコン教室、・電子会計実務検定・情報セキュリティに対応した保険の普及【消費税軽減税率対策等相談窓口事業】・タブレット、スマホを活用したレジ導入等をテーマにしたセミナー・研修会等の開催・タブレット等導入企業の視察研修等の開催【④導入支援】マル経、もの補助、軽減税率対策補助金等の計画策定支援【⑤フォローアップ】導入後のPDCA支援、パソコン教室、電子会計実務検定等による従業員教育支援既存の事業を使い伴走支援65中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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