小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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(2)メディア別の構築・運用時の注意点 実際にインターネットを活⽤した広報については様々な書籍が発⾏されており、セミナーや研修なども各地で盛んに開催されています。積極的な事業者は⾃ら多くの書籍を読み、セミナーに参加して、必死に事業を成功させようとしています。 その結果、『いいね』をたくさん集めると良い?HPのアクセス数を伸ばすことに注⼒?ネット広告を出せば集客につながる?上位検索されれば売上につながる?などの誤解と疑問が⽣じている⾯も⾒られます。 様々なシーンにおける注意点などを以下に記載していますので、事業者に対して必要な助⾔を⾏って下さい。 <HPなどを開設して活⽤する場合> HP制作業者には様々なタイプがあり、費⽤もサービス内容や制約条件により⾮常に多くの選択肢があります。従って、闇雲に知っている制作業者に相談するのではなく、適切な制作業者を選定できるように、多くの選択肢の中で、何を優先して、どのような順番で検討すると良いのか決めておくことが⼤切です。 ■よく⾒かける『あとで後悔することの多い選択』 選択理由①:とにかくお⾦をかけたくない!! <選択>・無料のHP制作システムを活⽤して⾃⾝で⽴ち上げる。 ・安価での製作を売りにする業者に依頼する。 ・⾃分でやれるところは⾃分でやる。 <結果>⽴ち上げ当初は綺麗に仕上がるが、⾃分でメンテナンスをしようとすると全体のバランスやデザインが崩れる、変更できる範囲に制約があり、思うような更新ができない、セキュリティ⾯での対策不⾜により問題が⽣じる(HP改ざんやサイバーテロの踏み台に)、⾃⾝で更新する時間や情報がなく、更新しない、情報が古くなる、といったケースが⾒られます。 選択理由②:よく分からないからすべて業者に任せる。 <選択>・プロ?の⾔うとおりにする。 ・うちの業界を知っていて、かつキレイなHPを作成している業者に発注する。 ・⼤⼿のやっているサービスに任せる。 ・会社パンフレットを制作し、当社のことをよく知っている印刷会社に依頼する。 <結果>思っている以上に費⽤がかかる、他社のサービスなどを利⽤しようとしたら制約(○年は継続、システム間での連携不可など)がある、担当が変わったら全く分からなくなる、といったケースが⾒受けられます。 48中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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