小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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検討に際しては、巻末に掲載する「顧客アプローチ検討シート」などを⽤いて利⽤するメディアの特性も考慮しながら進めます。この検討結果により、HPやSNSの位置づけを明確にして、効果的なサイト構築、情報発信を実現させます。 <段階的な対策> ・認知段階(事業者・商品・サービスの存在を知ってもらう) そんな商品・サービスが世にあることを知ってもらいます。例えば、チラシや体験会、店頭告知、場合によっては、特定のグループへのSNSなどによる情報発信も有効です。既に認知されていれば、この段階での対応は不要です。 ⼤⼿企業では、CMや新聞広告、TV番組内での紹介などを⾏います。 ・興味段階(提供している商品・サービスの興味を持ってもらう) 性能や機能を訴えます。例えば、(認知段階と同時に)チラシや体験会、店頭告知、既に⼗分認知されている商品・サービスであれば、HPなどにより⾃社が取り扱っている(製造・販売している)ことを伝えることも有効です。 ・⽐較段階(競合や代替の中から⽐較して選んでもらう) 競合や代替品に⽐べてどんな⻑所(機能・価格・納期や寿命など)があるのかを具体的に提⽰して⽐較・選択してもらいます。例えば、現物を店頭などで⼿に持って⽐較する機会を設けたり、パンフレット、HPなどで⽐較検証した情報を提供することが有効です。他者の誹謗中傷にならないように注意が必要です(⽐較されず、選んでいただけることが最良です)。 お客様の購入への関門を乗り越えさせるために関門チェックポイント手段例何でどう行動させる認知(理解)お客様の目にとまるようにメッセージを発信しているか?広告媒体の選択、口コミ、パブリシティ、分かりやすく目立つ広告興味お客様が関心を持つようメッセージに工夫をしているか?広告のメッセージ売り文句と顧客の一致比較お客様に商品説明(競争優位)を分かりやすくしているか?販売員の説明、商品パンフレット、販促ツール、価格購買お客様が買おうとする際の障害を減らしているか?在庫管理、クレジットカード、購買手続き簡素化、配送サービス利用お客様が利用しやすくなるようにしているか?商品力、わかりやすいマニュアル、利用指導ファンお客様に再購入(紹介)して頂けるようにしているか?継続的ニュースレター、アンケート生の声収集、ユーザー掲示板*出典:佐藤義典、『図解実践マーケティング戦略』、日本能率協会MC、2005、一部加筆修正46中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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