小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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特にパッケージやクラウドサービスなどの場合は、誰が何を⾏うこととなり、どこまでの範囲を誰の責任で⾏うかなどの確認が重要となってきます。この際、外部の⽀援者がいないような場合には、事業者でこれらのことを検討して決めていかなければならないために、⾮常に多くの問題が発⽣する可能性があります。パッケージやクラウドサービスなどの場合は、是⾮とも専⾨家と⽀援者が連携して事業者を⽀援するように努めてください。 ⑤導入(初期設定・データ移行・操作指導・業務移行テストなど) (事業者・システム開発事業者・サービス提供事業者(・IT専門家)) 選定したシステムについて、最終的な要求内容を満たすための条件や期間・価格・役割分担等について詳細に確認して⽂書化した後に、正式な契約を結びます。確実な導⼊⽀援を⾏うためにIT専⾨家が監査的に関与する場合もあります。 ⑥IT利活用開始(事業者・システム開発事業者・サービス提供事業者(・支援者)) 本格的なIT利活⽤を開始します。 ⽀援者として、事業者がIT利活⽤をさらに推進できるように様々な施策や研修・セミナーの情報提供や定期的な訪問などを通じた進捗確認など、継続的な⽀援を続けます。 <システム選定の種類とメリット・デメリット> 情報システムの導⼊⽅式には様々な選択肢があります。 ■オリジナル開発ソフトウエア: 必要な機能などを伝えて、その事業者専⽤のシステムを⼀から開発したソフトウエア。⾃社に必要な機能だけをしっかりと盛り込むことができる反⾯、⼀から開発するので制作費は多額となり、制作期間も⻑期に及ぶケースもあります。 ■パッケージソフトウエア: あらかじめ⼀般的に必要であろう機能を搭載して完成されたシステムとして広く販売されているソフトウエア。そのまま利⽤できますが、別途コストを掛けて改良して利⽤することもできます。 Ⅰ.開発・テスト・導入計画1.要件の範囲とサービスレベルについてのベースライン2.開発前検討項目3.モニタリングコントロールプロセス4.開発実行5.開発後要実施項目6.調達計画Ⅱ.ITサービス活用計画1.ITサービスの活用方針と目標2.運用の組織と体制3.運用サービスマネジメント4.サポートサービスマネジメント5.ITインフラマネジメント6.コンティンジェンシープランIT導入計画書(+SLA)IT導入実行計画書IT導入マネジメント計画の策定総合テスト・移行実施業務移行準備リスクマネジメントサービス開始判断IT導入完了サービス開始開発LAN・WAN型ソフトの利用形態は様々SaaS・クラウド型オリジナル開発パッケージ利用パッケージ改良34中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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