小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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3.効率の向上(業務改善)のためのIT利活用 (1)情報システム導入までの検討手順 IT利活⽤を踏まえた効率の向上に関する検討⼿順としては、現状を踏まえた上で次のステップで進めていきます。 ①「問題の抽出と課題の整理」 ②「課題解決策の検討・⽴案」 ③「課題解決策の選定と実施優先順位の検討」 ④「課題解決策の実施計画の策定」 ①問題の抽出と課題の整理 現状整理を通じてまとめた各種資料や外部から収集した情報などを元に、『事業者が認識している⽬の前の課題(相談事項)』だけに囚われず、全社的視点に⽴った問題の構造を明らかにし、根本となる問題を抽出し、これを基に真の課題(解決しなければならないハードル)を整理します。 具体的な整理検討⼿法について、⼀例として、付箋紙を活⽤する構造図化⼿法(左図)を説明します。 ⅰ.これまでに⾒えてきた「問題」、「原因」、「課題」などを抽出・整理してカードに書き出します。 ・1つの付箋紙には1つの事実だけを書く。 ・出来る限り短い⽂章(30⽂字程度)で書く。 ・記載したことが「問題」か「原因」か「課題」かは気にしない。 ⅱ.下記の観点でⅰの問題点・原因を補⾜します(カードの追加) ・全社的・業務全体の視点から漏れのないようにする。 ・表⾯的な問題の本当の原因を抽出する。 ⅲ.抽出・補⾜した問題点・原因を原因-結果の関係で結び付けて図式化していきます。 結び付けるには何かが⽋けている場合は、他のカードとの複合条件を考えたり、関係付けでうまく結びつかない部分に⾜りない問題点などを検討し追加します。 ・・・・・・経営や業務おける現状の問題点(内容によっては課題)問題A問題B問題C課題A課題B原因A補足再整理問題A問題B問題C課題A’課題B原因A原因B原因C原因D課題D現状整理問題構造の見える化「なぜなぜ図」SWOT分析5Force分析ヒアリングシート業務関連図抽出整理原因E原因F①問題の列挙②問題の補足③問題間の関係付け④根本問題の特定26中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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