小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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・重要な内容については、「こんな話があったのですが」と切り出して確証を得る。 ・相⼿の話が⽌まった場合には、「他にないですか」を繰り返す。 (3)事業者のIT利活用の現状とニーズの確認・把握、及びIT関連動向・制約事項等の整理 ①現在のIT利活用状況の確認 IT利活⽤状況が現状の業務運営において⼤きな影響を与えているケースが多くあります。今後の経営課題解決に向けた業務⾒直しやIT利活⽤検討を⾏う際の検討材料として、現在のIT利活⽤状況を確認しておきます。 IT利活⽤状況については、ヒアリングなどを通じてハードウエア、ソフトウエア、ネットワークなどの設備状況や実際の利⽤状況、利⽤者のITスキルなどについて確認します。 外部のシステム導⼊・保守事業者などを利⽤している場合には、その事業者に対するヒアリングも有効です。 IT利活⽤状況の確認は、ヒアリングの他に調査シートやアンケートなどを配布して⾏う⽅法があります。巻末に掲載する「IT資産管理票」、「情報資産管理票」、「調査票」を活⽤してみて下さい。 ただし、フェース・トゥ・フェースでない間接的な調査の場合、反応を⾒ながらの質疑応答ができないので、調査精度が落ちてしまうことがあります。その場合は、不明点や不整合な事柄などについて、直接、追加の問合せを⾏うなどにより精度を上げていくことも⼤切です。 <主な確認したい現状のIT環境> ・ハードウエア、ソフトウエア、ネットワークなどの設備状況 ・ITサービス活⽤状況・適⽤業務 ・IT利活⽤レベル、IT操作スキル ・HPやメールの作成・活⽤状況 ・データ(データ構造、データ量、トラフィックなど) ・組織体制(開発・サポート・メンテナンス体制など) ・IT関連コスト ・IT領域の課題(トラブル発⽣状況等を含む) POINT6:細かな技術部分までは把握できなくて良い。⼤枠としてITをどの様に利活⽤しているのか、また、その状況を事業主がどれくらい把握しているのかを知ることが⼤切です。 業務端末物流センター業務端末業務端末店舗別配送情報を出力納品情報出力・確認印刷機企画広報部チラシ等を作成複合機22中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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