小規模事業者支援ガイドブック4 支援者のための小規模事業者のIT利活用サポートブック 生産性向上への取組みを中心に
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2.小規模事業者のIT利活用事例 ここでは、⼩規模事業者の具体的なIT利活⽤事例5例をご紹介します。 (1)無料クラウドサービスを積極的に活用することで、殆どお金を掛けずに『付加価値』の創出に成功 <⼤阪府 内装設備業(従業員7名)> 従業員全員の顔が⾒える⼩規模事業者において、グループウェアなどを⾃社内だけの業務に活⽤するのではなく、お客様毎(現場毎、プロジェクト毎)に利⽤することで、お客様との情報共有に活⽤。お客様の⾒たい・知りたいに細かく対応。 →付加価値の創出・業務の効率化及び顧客満⾜度の向上に貢献 ⇒サービス提供前後で売上1.6倍(紹介案件50%超え)この事例で利⽤したクラウドサービス:無料グループウェア 無料ネットコミュニケーションシステム 【IT利活⽤実践ポイント】 グループウェアやネット会議システムなどと聞くと、多くの従業員が在籍していたり、複数の事業所がある中堅企業などでの活⽤をイメージしがちですが、実際にはそのシステムが提供しているサービス機能に着⽬すると、事例のような付加価値創出などに繋げることも可能です。今回の場合は、『情報の共有』という機能を「⾃⾝の組織内での共有ではなく、お客様と担当者の中でお仕事を進めるチームとして共有する」という発想を得て、新しい付加価値(リアルタイムによる施⼯現場の進捗報告「お客様の知りたいことを素早く伝える」)を創出した事例です。 現場の状況を担当職人がスマホで撮影・転送顧客別・現場別で保存同時刻に本社にて状況確認・指示お客様も好きなときにご自身の現場の状況を確認。知りたい・見たいところの要望も可能。経営課題•複数の現場を効率よく管理したい•お客様の不安の払拭や要望により対応できるようにできるだけリアルな現場を伝えたい方法•無料クラウド型コミュニケーションサービス活用による現場確認•無料クラウド型グループウェアでお客様と現場共有結果•親方の現場確認時間が1/2に•細かな現場記録の保存と報告書作成ができた•お客様の知りたい情報をリアル提供8中小機構・小規模事業者支援ガイドブックⅣ

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