平成27年度 地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)事業化事例集
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82 有限会社川津食品大分県(日田市)柚子こしょうの伝統製法を継承した甘酸っぱい液体調味料「YUZURICH」しょう一筋でやってきた。 川津食品が貫いてきた伝統をもとに、二代目社長・川津峰之氏が生み出したのが、ソース感覚で使える液体柚子こしょう「YUZURICH」。ほんのり甘酸っぱい風味が幅広い世代の支持を得、人気グルメ番組の売上ランキングでは見事1位を獲得した。 ヒントは、唐揚げにかけるスイートチリソースにあった。柚子こしょうを手軽に食べる方法を常々探していた川津社長は、辛味と甘味という新鮮な味覚のバランスに着目。熊本県の醤油メーカーに話を持ちかけ、そこからはトントン拍子で開発が進んだ。 発売後は見本市への出展で一気に火がつき、在庫が足りなくなるほど注文が殺到。わずか2週間で完売した。その後は当初予定していた県内産の柚子だけでは製造が追いつかなくなり、急きょ原産地を「九州全域」にまで広げ液体状の柚子こしょうを開発大分県の伝統食文化を各地へ 柚子こしょう発祥の地と言われる大分県日田市では、各家庭が柚子こしょうのレシピを持っていた。そんな地で、川津食品が地元産の柚子と唐辛子、塩を使って柚子こしょうの製造・販売を始めたのは、昭和30年代のこと。以来、半世紀以上もの間、柚子こ会 社 概 要甘味、酸味、塩味、苦味、旨味……5つの基本味がバランスよく入った柚子こしょう「YUZURICH」。粒の柚子の香りが料理を引き立てるソースタイプの調味料だ。東京ビジネスサミット2010「隠れた逸品コンテスト大賞」ほか受賞歴多数。ファンド名おおいた地域資源活性化基金ファンド運営管理法人公益財団法人 大分県産業創造機構事業メニュー地域資源活用商品創出支援事業申請テーマ県内産柚子を使用した商品開発と販路開拓助成期間平成21年7月1日〜平成23年6月30日(平成21年度)事業化までの道程地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)■事業化事例社名有限会社川津食品事業内容柚子こしょうの製造・卸、柚子・カボス果汁の製造・卸、農産物加工、加工食品の開発代表者代表取締役 川津峰之設立年平成16年所在地大分県日田市前津江町大野2256TEL0973-53-2501FAX0973-53-2413URLhttp://www.yuzu-kosyo.jp/従業員数25名資本金300万円平成20年平成21年平成23年平成22年YUZURICHの開発に着手おおいた地域資源活性化基金「地域資源活用商品創出支援事業」に採択事業化達成YUZURICH一般発売

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