平成27年度 地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)事業化事例集
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72 株式会社横崎製作所愛媛県(東温市)トレー式選別機の小型化&低コストを炭素繊維強化樹脂を用いて実現が自動化されたことで、作業の迅速化や人件費の削減などが実現。県内だけでなく長崎・三重・佐賀・熊本など、真珠養殖業が盛んな他地域でも反響を呼んだ。 これをきっかけに、株式会社横崎製作所では真珠貝選別機を一部改良するかたちで、さくらんぼや苺、海老、魚の切り身などの選別機を次々に開発。さらに、水産業者の「もっと大きな魚や食品用の選別機も作ってほしい」という要望に応えて、サンマやサバなど1kg程度の品物に対応した選別機を実現していった。また、音声で品物のサイズを教えてくれる秤「ピーチクパーチク」のようなユニークな装置も開発。これは果物など傷みやすい品物をサイズごとに選別する場面で多く活用されている。このように、株式会社横崎製作所は選別機業界のパイオニア企業として発展してきた。業者の要望に応えて自動選別機を次々に開発 愛媛県の宇和島は、昔から真珠の養殖が盛んな地域である。株式会社横崎製作所では、昭和52年より真珠養殖用の母貝となるアコヤ貝の選別機を製造・販売してきた。これは、創業者の横崎安弘氏が真珠養殖業者から「母貝の重量を自動で選別できる機械があったらいいのに」という声を聞き、独自のアイデアで発明したものだ。 当時、アコヤ貝は一つ一つ秤で重さを量り、人の手で選別していた。これ左が炭素繊維強化樹脂(CFRP)で製造した部材。従来の部材(右)よりも強度が高い上に、一回りコンパクトになった。事業化までの道程地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)■事業化事例ファンド名えひめ中小企業応援ファンドファンド運営管理法人公益財団法人 えひめ産業振興財団事業メニュー活力創出助成事業 がんばるものづくり企業助成事業申請テーマ炭素繊維強化樹脂を使用したトレー式コンパクト選別機の開発助成期間平成25年8月29日〜平成26年3月31日平成26年4月1日〜平成27年3月31日社名株式会社横崎製作所事業内容選別機、供給機、省力化機器の設計、製作、販売、サービス代表者代表取締役社長 横崎公美設立年昭和57年(創業昭和52年)所在地愛媛県東温市牛渕199-57TEL089-955-0711FAX089-955-0712URLhttp://yokozaki.com/従業員数30人資本金2,000万円会 社 概 要昭和52年昭和61年平成19年平成25年平成26年真珠養殖用機器(母貝用重量式選別機)の製造・販売を開始食品用の重量式選別機の販売を開始カツオ用重量式選別機の開発・販売炭素繊維強化樹脂を使用した、トレー式コンパクト選別機の開発に着手、「えひめ中小企業応援ファンド」に採択炭素繊維強化樹脂を使用した、トレー式コンパクト選別機の開発に成功平成12年コンピューター式選別機の製造・販売を開始

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