平成27年度 地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)事業化事例集
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58 株式会社オーサン島根県(川本町)特色ある作物×高付加価値化で無農薬“えごま”をブランド化栽培量の少ない“えごま”で経営の多角化を目指す 株式会社オーサンは、法面の土木工事を得意とする建設会社であったが、公共工事の削減や景気の後退により、経営の多角化を模索していた。会長の島田義仁氏は、「川本町でえごま栽培を始める人がいたんです。他の地域で栽培していない作物だし、えごま油は高価です。健康にもいいと聞いていたので、これだと思いました」と、えごま栽培を始めたきっかけを振り返る。 しかし、建設会社が農業を始めるにあたっては、困難が伴った。収穫時期が遅すぎて、えごまの実が落ちてしまったこともあった。また、有機栽培にこだわったために、収量を確保するまでに数年が必要だったという。 努力が実り休耕田などを活用したえごま栽培は徐々に拡大し、えごま栽培生産量の少ないえごまを有効活用するために、えごまを原料とした商品を開発した。ふりかけには、えごまの実のほかに葉も原料として活用している。原料供給が追いつかず、ヨーグルトは生産を中止している。ファンド名しまね地域資源産業活性化基金ファンド運営管理法人島根県商工会連合会事業メニュー新商品・新サービスの研究開発事業、販路開拓事業申請テーマエゴマの商品開発及び販路開拓助成期間平成21年7月1日〜平成22年6月30日事業化までの道程地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)■事業化事例社名株式会社オーサン事業内容法面処理工事を中心とした土木建設業務に加え、平成17年より農産部を立ち上げ、えごまの栽培・加工を開始代表者代表取締役社長 甚田尚設立年昭和63年所在地島根県邑智郡川本町大字南佐木282-1TEL0855-74-0616FAX0855-74-0618URLhttp://www.o-san.co.jp/従業員数38人資本金2,000万円会 社 概 要平成17年平成20年平成21年平成22年農産部を立ち上げ、えごま栽培を開始搾油機を導入、自社加工を開始「しまね地域資源産業活性化基金」に採択えごま油の拡販および「塩えごまだれ」などの新商品を開発

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