平成27年度 地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)事業化事例集
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124 尾崎食品株式会社/株式会社笹源/高木農園愛媛県(宇和島市/松山市)“柑橘王国”愛媛県が一丸となったブラッドオレンジを使った商品開発究所」では、常に新しい品種の研究開発を繰り返している。 そんな愛媛県で力を入れている品種の1つがブラッドオレンジだ。ブラッドオレンジとは、真っ赤な果肉と芳醇な香りが特徴のイタリア原産のオレンジ。 愛媛県がブラッドオレンジの産地化を考え始めたのは30年以上前のこと。世界的な温暖化の影響で発芽や開花時期が早まり、皮と実が離れてしまう浮皮という現象が発生。品質が低下し、柑橘大国であった愛媛県は深刻な売上不振の問題に悩まされていた。 このままでは、愛媛県での柑橘類の生産が危うくなる——。そんな危機感が後押しして開発を始めたのがブラッドオレンジだった。ブラッドオレンジは、ビタミンCが豊富で、柑橘類では唯一といわれるアントシアニンも含まれている。アントシアニンは抗酸化作用や視力回復の効果があるといわれ、世界的な温暖化によって愛媛の柑橘類が危機的状況に 温州みかんや伊予柑など、愛媛県で栽培される柑橘類は数多い。収穫される柑橘類の全体量は約23.9万トン(農林水産省による統計)で、昭和49年以降、愛媛県は全国一の地位を不動のものにしている。県内の柑橘類の産業を盛り上げるべく開設された「みかん研愛媛産ブラッドオレンジを使ったジュース「JINENブラッドオレンジ100%ジュース」(左)と、「ブラッドオレンジ熟ゼリー」(右)。果実本来の濃厚な味わいを実現。ファンド名えひめ農商工連携ファンドファンド運営管理法人公益財団法人 えひめ産業振興財団事業メニュー農商工連携助成事業申請テーマ県産ブラッドオレンジ果実を活用した果汁、果皮の加工品群の開発・流通体系の確立助成期間平成22年7月1日〜平成23年3月15日事業化までの道程農商工連携型地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)■事業化事例社名尾崎食品株式会社事業内容食品製造販売代表者代表取締役 尾崎景一郎設立年昭和24年所在地愛媛県宇和島市高串1-710TEL0895-23-1212FAX0895-24-3580URLhttp://www.k-ookoku.jp/社名株式会社笹源事業内容ラーメン店経営、調味油販売代表者代表取締役 篠原勲設立年平成19年所在地愛媛県松山市中央1-5112TEL089-925-2203FAX089-925-2203URLhttp://www.noppinramen.com/社名高木農園事業内容ブラッドオレンジの生産代表者高木信雄所在地愛媛県宇和島市吉田町立間1-2253TEL0895-52-0844会 社 概 要平成22年平成20年平成23年「えひめ農商工連携ファンド」に採択3者による連携協議商品試作ブラッドオレンジの産地化に成功最終試作品の完成

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