平成27年度 地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)事業化事例集
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112 タミヤ株式会社/東製材地域産材とアセチル化木材を融合させ耐久性・意匠性に優れた木製サッシを実現奈良県(田原本町/十津川村) 木製サッシには、「木」ならではの優れた特性が多くある。まず、アルミに比べて熱伝導率が低い。そのため、室内の冷暖房効率が上がり、光熱費の軽減が期待できる。また、窓枠が結露することも少なく、結露による窓周辺の汚れやシミ、カビの発生が抑えられ、アトピーやアレルギーの原因物質対策としても有効だ。木は気密性・水密・耐風圧・遮音の性能においても非常に高い数値をもち、快適な暮らしに役立つ。他にも、製作過程でのCO₂排出量が少ない、廃棄の際にも環境を汚染しないなど、自然環境保護への貢献度も大きい。 しかしながら、木には腐食しやすいという弱点があり、通常の木製サッシは、立地条件にもよるが、概ね2~3年ごとに外部面の再塗装が必要になる。その点をネックと考える人は少なくない。そこで、タミヤ株式会社では“腐木製サッシの魅力を日本の住宅に普及すべく起業 日本では、窓といえばアルミ製サッシが一般的だが、ヨーロッパ主要国では、木製サッシも高い使用率を誇っている。ドイツを訪れた際、その事実を知った民谷氏は、「日本の住宅にも木製サッシを普及させたい」と考え、平成3年にタミヤ株式会社を起業した。劣化しやすい外側は「アセチル化木材」を用いて耐久性を高め、メンテナンスの回数を減らした。室内側はスギ材等を用いてコストダウンに成功。ファンド名なら農商工連携ファンドファンド運営管理法人公益財団法人 奈良県地域産業振興センター事業メニュー農商工連携型地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)申請テーマ地域産材とアセチル化木材とを使用した耐久性・意匠性に優れた木製サッシの開発助成期間平成22年4月1日~平成23年3月31日平成23年4月1日~平成24年3月31日社名タミヤ株式会社事業内容木製サッシの製造・販売代表者代表者取締役 民谷浩二設立年平成3年所在地奈良県磯城郡田原本町味間34TEL0744-34-1000FAX0744–34-3400URLhttp://www.tmy.jp/従業員数22人(東京事務所含む)資本金1,000万円社名東製材事業内容材木の加工・販売代表者東正視設立年平成18年所在地奈良県吉野郡十津川村谷垣内219TEL0746-64-0240FAX0746–64-1121URLなし従業員数5人事業化までの道程会 社 概 要農商工連携型地域中小企業応援ファンド(スタート・アップ応援型)■事業化事例平成3年平成10年平成23年平成12年平成16年平成22年タミヤ株式会社創業 木製サッシ製造販売開始木製カーテンウォールの製造販売開始「なら農商工連携ファンド」助成事業に採択アセチル化木材サッシの製造販売開始木アルミ複合サッシの製造販売開始法人化に伴い会社移転「なら農商工連携ファンド」助成事業に採択アセチル化木材サッシの開発に着手東製材と連携

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