ビジネスミッション事業(グループ提案型)事例集
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~岐阜県で育まれた食品や技術をオーストラリアへ~岐阜県食品輸出研究会岐阜県内の優れた食品を世界へ発信するべく、意欲的に輸出に取り組む岐阜県食品輸出研究会。活動開始から7年目を迎えた2019年は、オーストラリアに照準を合わせ、研究会の中から参加企業6社でグループを結成して、新たな販路開拓へ挑んだ。グループの代表、レイク・ルイーズの代表取締役・堀田茂樹氏にオーストラリアでの成果とその後の進捗を伺った。輸出経験者を交えた研究会で2013年より海外展開に挑む 岐阜県食品輸出研究会の発足は2013年のこと。中小機構・中部本部管轄内では、2011年の愛知県、2012年の三重県に続く3グループ目の食品輸出研究会だ。 「これまで、シンガポールやタイ、マレーシア、ベトナムなど、毎年研究会内で対象国を決めて、展示会出展や商談会開催など販路開拓に取り組み、それぞれ成果を挙げてきました。マレーシアでは政府御用達の寿司店を借り切って商談会を開催したこともあります。ただこれまでの6年間でアジアは攻め尽くした実感があったこと、そして参加企業ごとに成果や手応えに差が出ることが課題だったんです」と活動の経緯を語るのはグループ代表の堀田茂樹氏。同氏が営むレイク・ルイーズは、グルテンフリーの天ぷら粉や特許製法で作る米麺など独自性の高い米粉メーカーである。 2019年の春、中小機構が募集していたビジネスミッション事業の情報を入手し、堀田氏が定例会で参加を呼びかけたところ、オーストラリアを対象国とした販路開拓計画に7社の手が上がった。 「研究会内で方向性が分かれ、難しさを感じていたところだったので、7社の意見が一致して申請が決まったことは研究会にとっても新展開となりました。また私自身も2018年にちょうどオーストラリアへ渡航して、市場としての可能性を感じていたところだったんです」訪問先の選定、アポイントメントなど綿密な事前計画の上、いざ渡航へ 「ビジネスミッション事業に採択されてからは、訪問先の選定、アポイントメント取得、商談会のセッティングなど、旅程を100%決め込んで綿密に準備を進めていきました」と堀田氏。 参加企業6社(1社は最終的に日程が合わず不参加)のうち3社がオーストラリア市場への輸出経験があったことが功を奏した。中でも食酢メーカーの内堀醸造は世界47カ国への輸出実績があり、寿司大国であるオーストラリアにおいても同社の食酢が流通していることから、グループのマーケ研究会結成7年目の挑戦で全ての参加者が成果を実感!レイク・ルイーズの代表取締役・堀田茂樹氏3

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