ビジネスミッション事業(グループ提案型)事例集
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「滞在中、前回取り扱ってくれた小売店へも訪問して新製品をお披露目し、成約に至りました。和包丁の取扱店はまだまだ少ないですし、今後も参入の余地があると、フランス市場の可能性を感じましたね」。 商談会は立地条件も良く、開催3日間の合計来場者は101名にも及んだ。「来場者の関心が高くて、一人ひとりの質問もとても活発でした」と市川氏。ターゲットを絞り込んだだけに目的意識が明確な来場者が目立ち、時間をかけてコミュニケーションできる密度の濃い商談会となったようである。そして、料理専門学校を訪問した3社のプレゼンテーションでは参加した約80名の学生を魅了。研ぎ師による包丁研ぎの実演後には数十分にわたって質疑応答が続くほど好評を得て、大盛況のうちにイベントを終えたという。小売店との接点獲得を今後の課題に海外への挑戦を継続 また他2社の参加企業も来場者の反響に好感触を得て、満足のいく結果となったようである。「山脇刃物製作所からは『フランスでどんな包丁が求められるか市場調査に大いに役立った』、西尾茗香園からは『フランスでは質の良い日本茶がまだ少なく、弊社のお茶は好評だった。小売のチャネルがあれば可能性がある』とレポートが上がっています」と山本氏。「ただやはり、小売店などへの販路拡大につながる商談の機会が多くなかったことは今後の課題です。堺市産業振興センターとしては、来年も引き続きフランス市場へのチャレンジをサポートしていく予定です」とミッションを振り返りながら、次なるビジョンを語る。 「今後もこうしたグループミッションがあれば、ぜひ活用したい」と市川氏も今後の支援に期待を寄せると同時に、海外市場開拓に継続してチャレンジする姿勢を見せた。堺食産品海外セールス実行委員会現地では、調理時に堺の食産品等を使ってもらい堺全般をPR難易度が高い小型包丁も自社の研ぎ師と製品化を実現

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