ビジネスミッション事業(グループ提案型)事例集
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~モータリゼーション化が進むベトナムに、製販一体で販路開拓~経済成長・モータリゼーションが急速に進むベトナム市場へ向けて販路開拓に挑むnow or never。自動車関連用品を中心とした卸売事業を手掛ける大平潤販とドライブレコーダーの製造を手掛けるアサヒリサーチがタッグを組んで結成したグループである。今回のミッションに参加した渡航者3名に、ベトナムでの成果と帰国後の動きについてインタビューした。相互の強みを活かしてグループを結成し初の海外展開に挑む 「ビジネスミッション事業に採択されるつい半年前まで、まさかこんな展開になるとは想像もしていませんでした」。当時を振り返るのはグループ代表事業者である大平潤販代表の中島裕晶氏。同氏が経営する大平潤販は、自動車・工業用潤滑油や添加剤、ドライブレコーダー(以下DR)など自動車関連用品を国内向けに販売する卸売事業者である。 2019年春、かねてから交友があった中小機構のアドバイザーと再会した際、ビジネスミッション事業の情報を入手。国内需要が縮小する中、海外展開を見据えていた中島氏は主力商材であるDRの製造を手掛けるアサヒリサーチ取締役営業部長の山田光亮氏に話を持ちかけ、両者とも初の試みとなる海外市場開拓を目標に掲げてグループを結成した。 「海外進出の必要性は常に感じていましたから快諾しました。対象国がベトナムだったことも、弊社のビジョンとマッチしたんです」と山田氏。 事業に採択されてからは中小機構の中家康智アドバイザーと石田美帆氏によるサポートのもと打ち合わせを重ね、ビジョンや目標、ターゲットや攻め方など事業プランからPR資料づくりまで事前準備を入念に行った。「海外事業のチームは作っていたものの我々中小企業は100%専業で取り組むことはできません。しかもリソースがないため現地の情報入手も難しい。そんな状況下で訪問先の情報収集、アポイントメントから全行程のアレンジまで支援してくださったことは非常に頼もしかったです」と語るのは中島氏と共にミッションを担当した大平潤販の三好林太郎氏だ。中小機構の現地アドバイザーからの情報やインターネット上の情報を元にターゲットを想定。カーディーラー、部品商、自動車用品販売店など訪問先を決定し、全8日間の行程に訪問先を目一杯詰め込んでベトナムへ飛び立った。渡航中、サンプリング調査を実施し、狙うべき方向性を現地で軌道修正 「衝撃的だったのは渡航前のイメージと全く違う現実がそこにあったこと。我々が想像する以上にDR渡航前の想定を越える手応えを得て、海外展開へ大きく前進!15アサヒリサーチ製のドライブレコーダーは警察庁などで採用され、高い信頼を得ているnow or never

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