ビジネスミッション事業(グループ提案型)事例集
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可能です。これは参入の余地がありそうだという大きな手応えを感じました。それに加えて今回大きな成果となったのは、実際に現地工場数社と、サンプル作成や素材提供、見積依頼など具体的な商談にまで発展したことです」と西川氏。単なる視察に止まらず、予想以上の進展に喜びの表情を見せる。 アサヒ産業の山上氏もミッションを振り返る。「弊社は中国をはじめ海外の生産拠点開拓に長年取り組んできましたし、同業他社からもミャンマー情報は耳にしていました。ただ実際にミャンマーに足を運んだのは今回が初めて。リバーポートのヤンゴン港は水深が浅くて輸出経路に課題は大きいですが、人件費が高騰するベトナムと比較すると諸条件では魅力がありそうだと渡航前から踏んでいました」。実際に縫製工場を訪れて品質面では問題がないということを確認。今後生産拠点としての可能性に大いに期待を寄せているという。同業賛同者と共に、課題となる生産ロット確保を目指す 「残る課題は生産ロットです。品質的にはクリアできても中小企業にとっては大きな生産量を確保するのはなかなか難しい。今回は3社でCMP取引※の可能性を探ることが主な目的でしたが、こうした課題を解決できるのは、同業賛同者の協力体制で生産量を確保すること。積極的に声を掛けて体制を築いていこうと考えています」と山上氏。 「日本のモノづくり革新、機械化による省力化、海外生産拠点拡大といった流れに乗って、引き続き我々グループとしても、中小機構をはじめとする公的機関のサポートを最大限に活用していきたい」と西川氏もさらなるビジョンを語る。ユニフォーム連合の次なる一手から目が離せない。※CMP:生地や付属品などの原材料を発注者が指定してコストも負担する方式。受注者(メーカー)はコスト負担が少ない。左から、大川被服の大川克昌氏、協同の西川源徳氏、アサヒ産業の山上嘉久次氏ユニフォーム連合大川被服が企画製造する機能性に優れたベスト

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