令和3年度第2版 事業承継支援マニュアル
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■ 36 ■©2021 SMRJ親族外承継(従業員等)従業員等への対策Ⅱ 事業承継支援における相談対応の概要 2.事業承継の相談対応の流れ③「事業承継相談対応チェックリスト」(様式3)  このチェックリストは、具体的な課題整理をしていく際に活用していただくことを念頭においています。相談者の要望と状況確認から始まり「現状把握」、「後継者候補が親族内にいますか?」と順に進めて、課題と対策を整理していくためのチェックリストとして活用します。  質問に関連した本マニュアルのQ&A集の事例をご紹介することで、相談者の理解を助けることも可能です。【「事業承継相談対応チェックリスト」(様式3)記入例】Q10Q16Q14Q13Q6Q7Q8Q9Q8Q10Q11Q4Q5Q12Q3Q1Q2Q17Q18Q19大きくは、1.関係者の理解、2.後継者教育、3.株式・財産の分配の大項目から、必要に応じて現状把握と課題整理を行います。1.関係者の理解では、本人の意思確認と今後の役員陣の構成も含めて検討していく必要があることを伝えます。2.後継者教育では、社内での現場のローテーションや責任ある地位の就任と後継者育成セミナーのご紹介をします。3.株式・財産の分配では、株式の保有状況から、後継者への経営権の確保から株式の集中対策として、各種事例をQ&Aを活用してご紹介します。事業承継について「親子の対話」をしていますか?【相談のポイント】支援者は、相談の入口段階では「専門知識」にとらわれず、相談者の悩み、話に対して幅広く耳を傾けるよう努めることが大切です。(例)株式は7割を私が、1割を弟が保有している。長男の経営権の確保と公平な相続を念頭に置いた対策を進めたいのだが……。現状の確認

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