令和3年度第2版 事業承継支援マニュアル
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©2021 SMRJ■ 13 ■事業承継支援のための教材場面に応じたテキストの使い方例事業承継とは? 事業承継とは、“現経営者から後継者へ事業のバトンタッチ”を行うことですが、企業がこれまで培ってきたさまざまな財産(人・物・金・知的資産)を上手に引き継ぎ、承継後の経営を安定させるために重要です。 「事業承継=相続税対策」と見られがちですが、相続税対策は事業承継の取り組みの一部に過ぎません。ヒトの承継◆後継者の選定、育成人物金知的資産産財の人個◆熟練工の持つ匠の技◆得意先担当者の人脈◆顧客情報◆許可・認可・認証◆経営理念◆経営者の持つ信用◆営業秘密◆特許・ノウハウ◆自社株式◆事業用資産)等産動不・備設( ◆資金(運転資金等)◆経営者保証目に見えにくい経営資源(強み)の承継資産の承継相続税対策は一部・許特(産財的知、能技、術技、材人、るあで泉源の力争競るけおに業企 :産資的知ブランド等)、組織力、経営理念、顧客とのネットワーク等、貸借?はと継承業事Ⅰ 性要必のみ組り取の継承業事な的画計と状現の継承業事く巻り取を業企小中【経営者向けテキスト】【支援者向けテキスト】「中小企業経営者のための事業承継対策」対象:中小企業経営者内容:事業承継計画作成までに必要最低限の知識が含まれている。「事業承継支援マニュアル」対象:金融機関、商工団体等内容:左の【経営者向けテキスト】の内容はすべて含まれており、その上で、事業承継支援者の心がけから取り組み方、面談カルテ等のひな形を掲載。後半には事業承継に関するQ&Aを掲載。「事業価値を高める経営レポート作成マニュアル」対象:自社の強みを見える化して、企業経営に活用したい中小企業経営者とその後継者等内容:貸借対照表にはのっていない「知的資産」を経営者と後継者が一緒に棚卸しする過程でコミュニケーションを図る。支援機関が作成をサポートすると、経営そのものの承継支援となる。図:「事業承継支援マニュアル」より抜粋支援機関潜在的な事業者専門家顕在化した事業者①②③④Ⅱ,ⅠⅢ,Ⅳ声掛けした際の説明資料に相談を受けるときの基礎知識として持続的な事業承継支援全体のマニュアルとして声掛け時に事業について聞く際の視点として相談を受けた後のブラッシュアップとして同じテキストでも「①掘り起し」を強化する際に使う場合と「③相談を受けた後」に使う場合では、深度・使い方が異なります。①③④の件数に応じてどこを強化すべきなのか、PDCAサイクルで考えていきましょう。各地の事業承継・引継ぎ支援センター、よろず支援拠点、士業等事業承継診断等

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