令和3年度第2版 事業承継支援マニュアル
105/166

■ 103 ■©2021 SMRJⅥ Q&A集暦年課税の税額計算 贈与により一般贈与財産又は特例贈与財産のいずれかのみの財産を取得した場合  〔 基礎控除後の課税価格 〕 × 税率 ※ − 控除額 = 贈与税額※税率は、取得した財産に応じて、一般贈与財産の場合は一般税率を、特例贈与財産の場合は特例税率を適用します。暦年課税の場合において、直系尊属(父母や祖父母など)からの贈与により財産を取得した受贈者(財産の贈与を受けた年の1月1日において20歳以上の者に限ります。(令和4年4月1日以後の贈与:18際以上))については、「特例税率」を適用して税額を計算します。この特例税率の適用がある財産のことを「特例贈与財産」といいます。また、特例税率の適用がない財産(「一般税率」を適用する財産)のことを「一般贈与財産」といいます。贈与税の速算表【一般贈与財産用】基礎控除後の課税価格200万円以下300万円以下400万円以下600万円以下1,000万円以下1,500万円以下3,000万円以下3,000万円超一般税率 10% 15% 20% 30% 40% 45% 50% 55%控除額 ー 10万円 25万円 65万円 125万円 175万円 250万円 400万円【特例贈与財産用】基礎控除後の課税価格200万円以下400万円以下600万円以下1,000万円以下1,500万円以下3,000万円以下4,500万円以下4,500万円超特例税率 10% 15% 20% 30% 40% 45% 50% 55%控除額 ー 10万円 30万円 90万円 190万円 265万円 415万円 640万円(例) 贈与により特例贈与財産3,000万円を取得した場合   3,000万円 − 110万円(基礎控除額) = 2,890万円(基礎控除後の課税価格)   2,890万円 × 45% − 265万円 = 1,035.5万円(税額)相続時精算課税の税額計算  〔 特別控除後の課税価格 〕 × 20%(税率) = 贈与税額(例) 贈与により3,000万円の財産を取得した場合   3,000万円 − 2,500万円(特別控除額) = 500万円(特別控除後の課税価格)   500万円 × 20% = 100万円(税額)    贈与者の相続が発生した際に、相続人(=受贈者)が1名だった場合、課税価格(3,000万円)は相続税の基礎控除額(3,600万円=3,000万円+600万円×1名)以下のため、相続税はゼロとなり、贈与時に納付した贈与税100万円は還付されます。Q 11 生前贈与を行う場合、どのような課税制度がありますか?

元のページ  ../index.html#105

このブックを見る