令和元年度版 中小企業経営者のための事業承継対策
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Copyright ©2019 SMRJ All rights reserved24現状の把握や将来の見通しを明確にすることは、事業承継計画づくりにおいて重要です。❶会社の経営資源の状況はどうなっていますか?  従業員数、年齢層、資産、負債、キャッシュフローの現状や今後の見 込みなど。❷会社の経営リスクの状況はどうなっていますか?  事業の外部環境や、会社の競争力の現状や将来性など。❸経営者自身にかかる事業用資産などの状況はどうですか?  自社株式の保有状況、個人名義の土地・建物、負債、個人保証の状況 など。❹後継者候補はいますか?  後継者候補は、親族内ですか?それとも従業員や外部からの招聘です か?現時点で未定の場合、後継者についてどう考えていますか?  後継者候補の能力や適性、年齢や経歴、事業への興味、会社経営に対 する意欲はどうですか?  経営に対する価値観や信条等を明確にするため、後継者候補に経営者 の経営理念や経営方針を伝えていますか?❺相続が発生する際に予想される問題点はありますか?  法定相続人及び相互の人間関係・株式保有状況等の確認は行っていま すか?  相続財産の特定や、相続税額の試算、納税方法(相続税・贈与税の納 税猶予制度)の検討などは行っていますか?【現状の把握】事業承継計画の策定5具体的な作成例を通して事業承継計画をイメージしてみましょう。  事業承継計画の策定にあたって1

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